スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ブリッジ:ロンドンデリーの歌(弦楽四重奏編曲)

ロンドン四重奏団(SLS他)1925/11/3

ドヴォルザーク(アメリカ)らのスタイルにロンドンデリーの歌を解体吸収させ、再構築した、そんな座りの悪い曲ではあるが、今となってはお笑いかもしれないが、ロンドンデリーの歌そのものはとても感傷的でありながら変に揺れることもなくそこがいかにも英国的で、お国ものということもあろうが、聴ける演奏。
スポンサーサイト

ブリッジ:go not happy day

○フェリアー(msp)ストーン(P)(decca)1952/6・CD

短い曲だがよく歌われる。フェリアは危なげなく謳い上げる。

ブリッジ:アイルランドの旋律~1.ロンドンデリーの歌

○ロンドン四重奏団(M&A/columbia)1925・CD

珍妙な曲である。民謡を解体して変奏ともつかない奇妙な加工をほどこし原型を留めない状態で提示していく、ブリッジ好きにはアピールするだろうがなんとも言い難い暗さが原曲の夢見がちな雰囲気を壊す。最後に正しいメロディが完成するのだがそこでやっとほっとした。演奏は立派。

ブリッジ:三つの牧歌

○ロンドン四重奏団(M&A/columbia)1921・CD

牧歌とは思えない陰鬱な曲でイギリスらしいと言えばイギリスらしい。反イギリス的作曲家ブリッジにその言葉は似あわないかもしれないが。ディーリアスかもなあ、と思った(つまり中欧寄り)。楽団はなかなか味があるが、結局印象に残らない曲だった。

ブリッジ:弦楽のための組曲

○ボイド・ニール弦楽合奏団(HMV)1948-49・SP

なかなかに面白い。ちょっとブリテンを思わせる新しさがあり、RVW世代の持っていた柔らかさとは違う、だがウォルトンまではいかない諧謔性を秘めている。合奏団もまったく危うげなく曲を愉しませてくれる。一連のイギリス室内合奏曲録音の中で最も惹かれた。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

ブリッジ:ノヴェレッテ第3番

○ヴィルトゥオーゾ四重奏団(HMV)SP

オーソドックスなスタイルの弦四小品で、ドヴォルザークやチャイコフスキーの轍を踏みながらもドビュッシー後の清新な和声を僅かに織り込んだ快活な曲。出来にムラのあるこの楽団も、この規模の小品では張り切ったところを見せる。ブリッジの曲は他にも録れているようだが明確には知らない。○。

ブリッジ:海

ブリテン指揮英国室内管弦楽団(BBC,IMG)1971/6/23LIVE・CDウツクシイのだが、ただそれだけ・・・と言ったら怒られるかな。ディーリアスのような感傷もないし、RVWのような諦念もない。ドビュッシーのイマジネーションはなく、結構積極的に前に出るスペクタクル音楽である。いささか長いのも難しいところで、組曲になっているところもイマイチまとまりのなさを感じさせる。演奏は現代的でいい意味でも悪い意味でも個性がない。ブリテンらしい引き締まったところもそれほど感じないのは曲のせいか。とにかく気持ちにゆとりがあって、なんでもいいからムードミュージックが欲しいときは使えるかも。ただ、ちょっとスペクタクルすぎるかも。そんなところか。○にすべきだろうが独断で無印。ブラヴォが出る。,

ブリッジ:海

○作曲家指揮ロンドン交響楽団(OPAL,PEARL)1923:LPこの曲を聞いていて何故か新ウィーン楽派の音楽を思い出した。極限まで削ぎ落とされたディーリアス、という感じだろうか。転調の仕方とかかなりディーリアス的なのだが、どこかすがすがしく清潔な感じがする。4楽章からなる組曲だが、雰囲気は統一され楽章間のコントラストは余り付けられていない。この自作自演盤は素朴だがどこか洗練された雰囲気があり、都会的な匂いがする。グズグズな感も否めないが曲の持つ魅力はそれなりに浮き彫りにされている。なかなかロマンティックでいい曲です。○ひとつ。,

ブリッジ:海

○ブリテン指揮英国室内管弦楽団(BBC,IMG)1967/6/18LIVE・CD意外と感情的なブリテンの指揮が、ディーリアスか、往年の米国製TVドラマの音楽かと聴きまごう程にセンチメンタルな気分を煽る。重厚なオーケストレーションはしかしディーリアス的な複雑なコード進行をとりながらも構造的にはシンプルなため不要な重さは感じない。基本的に旋律の魅力と印象派的雰囲気(あくまで周辺的な雰囲気にすぎないので印象派そのものとは言い難い)が主軸となっており、その意味では新味は無く個性も薄い感は否めない。同じ海を描いたヴォーン・ウィリアムズの作品に似た広大なスケールの場面も混ざり、同時代のイギリスの作曲家たちとの交流を偲ばせるものがある。明晰なブリテンの解釈はすこぶる見通しが良く聴き易い。冒頭に述べたように、懐かしい少年時代の師匠ブリッジに対する特別の想いがあったのだろう、その煌くような音楽の美しさを夢幻の中にじつにロマンティックに演出し、感傷を煽る。バルビふうに粘った演奏ではないが、節度ある表現が音楽をメタ・クタシック的な奈落に落とすのを回避している。4曲め(終曲)はドラマティックな派手な音楽で、コード進行にリヒャルトかディーリアスのようなくぐもりがあるものの、全体は海の心象風景というより直接的なロマン派音楽ふうである。この曲は印象派の影響を受けながらも一貫して旋律を守りひびきは旋律を飾るものと位置づけられているある意味「古風な」作品であるため、フランス近代音楽的なものを求めると拍子抜けするかもしれない。しかし前記のヴォーン・ウィリアムズがしばしば使った旋律的なロマン派音楽と響き重視の印象派音楽の折衷的作風に通じる世界であり、そのテが好きな人はおすすめ。ただ、形式的にはかなりぶかっこうなので(終楽章は気まぐれすぎ!)そこに拘る人は避けた方がいいでしょう。終演後は熱狂的な拍手。このコンビはやはりスバラシイ演奏家たちだったのだ。自作自演があるが、比べてけっこう違いがあるというか、あたりまえだがこの演奏のほうが相当に壮大な演奏になっていて、それでいて「海」という標題には案外古い自作自演のほうがあっている感もあり、一長一短だ。録音の新しいこちらでまず聴いてみるのがいいと思います。○。,

ブリッジ:ピアノ三重奏曲第2番

○ブリテン(P)メニューイン(VN)ジャンドロン(VC)(BBC)1963/6/24LIVEこの曲は聞き比べをするほど聞いてきたわけではないが、呆れるほどに巧いこの三雄の手にかかると否応無くその輝きを増すように思える。晦渋で現代的な作風だが、ブリテンの胡麻を振り撒くようなぱらぱらという音の美しさにまず耳を奪われる。フランスふうの静寂は瞑想的な雰囲気をかもす。メニューインの細かいヴィブラートが独特の艶を添える金属質の細音はまた無気質な楽想に感情の綾をくわえている。ジャンドロンが弾いているというのも驚きだが、目立った動きはないもののやはりフランスふうといおうか、ロストロのような豪腕ではなくエスプリを感じさせる繊細な表現が他二者とマッチしている。ふつう三人のソリストやヴィルツオーソが集まったアンサンブルというのはお互いが邪魔しあってあまり成功しないように思えるが、音色的にはギリギリであるもののその他はとても噛み合ったところを見せており、まず成功といっていいのではあるまいか。曲的に派手さはないが、イギリス音楽に興味があるなら聴いてみても損はすまい。○ひとつ。 ,
プロフィール

岡林リョウ

Author:岡林リョウ
FC2ブログへようこそ!

検索フォーム
リンク
カテゴリ
TAG

ストコフスキ 四重奏団 フィテルベルク ミュンシュ トスカニーニ コンドラシン バルビローリ 作曲家 モントゥ アンセルメ 作曲家演奏 ブール エネスコ ガウク ミトロプーロス ロスバウト サージェント オイストラフ フランセ ワイエンベルク ORTF アンゲルブレシュト サモスード デゾルミエール イワーノフ ゴロワノフ ムラヴィンスキー ピエロ・コッポラ モイセイヴィチ ベーム セル クーベリック カルミレッリ シュヒター バーンスタイン ビーチャム パシャーエフ ツィピーヌ アルベール・ヴォルフ パレー ウォレンスタイン アラール オーマンディ サモンズ 山田一雄 ロストロポーヴィチ シェルヘン モートン・グールド ギレー モイーズ 

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。