プレートル氏死去

「巨匠」などという抽象概念より、「個性的名匠」という敬称がふさわしい。明確な意思を持った「現役指揮者」として、幾度となく様々なオケと訪日したことも含みおいて、聴衆に愛された方だった。早くからフランス作曲家自作自演や大物ソリストの伴奏指揮者として、特に日本では知られていない秘曲の録音によってマニアには知られていたが、そのじつチャイコフスキーの交響曲など、ソヴィエトの「巨匠」が凶暴に振っていたのとは対極にある、高品質の個性的解釈を施した録音もEMIに行っていた。これを一般のマニアが認識したのはそう昔のことではなく、ロシアの大波が彼岸に引いたあと、軒並み中古LPの価格が高騰したことで私も再認識したおぼえがある。他のどの指揮者とも違う、不思議な軽やかさと鮮やかな立体感、しかしローマの松にみられるような(今はyoutubeで三つの楽章だけ観られる)激しい表現もまた可能であり、ニューイヤーコンサートで遅まきながら大々的に名前が知れたのも、この方の指揮者としてのポテンシャルの高さが、狭いレパートリーにとどまらないものであることを証明している。楽団員との良好な関係性の中で、その独自解釈を浸透させることのできる稀有の技巧家であったと聞く。ご冥福をお祈りする。

仏指揮者のジョルジュ・プレートルさん死去:朝日新聞デジタル

私の中では既に歴史的人物であったことを最後に告白しておく。最晩年まで旺盛な指揮活動をされていたのに無関心であったのは、私の不明によるところである。
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あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いします。

※モノラルステレオ表記について

大前提として1950年代前半以前の録音はすべてモノラルで、いちいち触れていません(ストコフスキなど先駆例は触れます)。それ以降なんですが、各社競ってステレオ再録音を進めていたため、原盤復刻については50年代終盤以降はステレオ前提となります。マイク本数、配置など差異は当然出ますが、ここもオーディオマニアではないので、悪すぎる場合を除いてはあまり触れません。初期のステレオ録音は焼く側(海外再版含む)の都合や、おそらく再生機械の普及具合への配慮もあって元々ステレオでもモノラル焼きのものがあり、LPはおろかいわゆる「板起こし」CDでそれがみられる場合があります。たまたま私がモノラルにしか接していなかった場合、誤認による印象変化の可能性がありますすいません。セッション録音は以上ですが、ライヴになると、とくに「オーディエンス録音」「インホール録音」「エアチェック音源」では70年代までモノラルのものがあります。書けるだけ書きますが、入手当時データ不備で古い録音と思って書いてないこともありえます。ご注意下さい。一応放送用正規ないしそれなりの技師が個人的に収録したものでも、ライヴ記録を目的達成後も置いておくという概念はかなり後年のもので(日本の放送局が80年代前後まで自局放送のドラマすら満足に残していない例はご存知でしょう)、同じように70年代でもモノラル録音はあります。後方にステレオマイク一本で、ホール残響が大きく事実上擬似ステレオと変わらないものもあります。擬似ステレオかどうかの判別は状態次第で案外難しいものもありますので、そこも誤認があればご容赦ください。

※録音に関する記述について

以前は避けていたのですが、本稿中にて比較的新しい盤の録音状態についてネガティブな記述がみられることがあります。エクスキューズを入れている時もありますが、あらためて聴き直すに、往々にして現在の私の聴取状況によるものであったと思われます。作曲家と同時代の録音を中心とする盤評という趣旨から古く悪い録音ばかり対象として書いてきて、突然新しい録音に当たってしまうと今まで気づかなかった、再生環境の問題が耳につくようになった、ということのようです。10年位前からはデータのみの圧縮音源をも対象とし始めたので、それぞれの形式特有の問題点、圧縮する方法(機器、ソフト)の問題点、解凍再生ソフト、スピーカーやヘッドフォン、さらに個人的に好きな音への加工、イコライジングの悪影響が思わぬところに出てしまう例が、特に増えてしまっているようなのです。「この方法はダメだ」的な記事も書きたいところですが面倒くさいことになるのでそれはやめることとして、今後はなるべく環境起因臭い音質への文句は書かないように致します。今までの記事も差っ引いて読んでいただけると有り難いです。よろしくお願いします。

※動画サイト直リンやめました

リンク記事掲載直後、パブドメ音源なのにものの見事に削除された著名アカウント(そのアカウントの他の音源や動画がやばかった模様)を見て、やはり危険と判断して直リンやめました。ニコニコはヤバそうなものが多くかつ、登録制なので最初からリンクしていませんが、今後は従来通り、ヒントだけ提示して共有サイト(YouTubeなど)へ誘導して調べていただくことにします。

マイナー分野であるクラシックの骨董音源はCD化されていさえすれば大した再生数もない草の根が簡単に見つかるので、手間はかかりますか、どうぞ、ブログに限らず大手販売店の骨董音源(特に廃盤)でほしいものを見つけたら、真っ先に検索。音質も最近はまんまCDから起こしてる音源か多いので、mp3で買うならいっそここまで許容して、骨董音質なんてイコライジングでかなり直せるので、無駄金使わずタダで聴いてください。パブドメなんだから。

人気のものはアップされないことが多いから、あくまでマニアックな、コレクション補完音源向けです。むかしは共有ソフトでなくてGoogleフォーラムなどからリンク先ファイル共有サイトにもよく出ていましたが、メディアファイアなどダウンロード型は圧縮パッケージ内にウイルス混入させられたことあるのでご注意くださいね。昔はやった頃の残滓が拾えれば儲け、程度で。

最悪なのは権利解消済みなのに数千円もするパブドメ音源(物理媒体なし)しか目に映らず、ボランティアの手によりタダで聴けるのをあとで知ること。デジタル配信は突然終わるか、残っているであろう日を確実に決めて聞けばOK。

参考までに。
世にはウルトラプレミアすぎて、タダで配布するは悔しく、そのためか誰も開示しない音源があります。これは10年計画で探しましょう。

シャンペイユ四重奏団のラヴェル(SATURNE盤)はどうにかしてほしい件

シャンペイユ四重奏団のラヴェルといえば54年録音が何度もCD復刻されており、カルヴェのもとで大胆に演奏してきた曲を、ファーストとして自分の楽団で録音した結果、そのカルヴェ四重奏団のスタジオ録音を上回るような面白いものが出来上がった(だいぶ前に書きました)。

念願叶ったのはこの録音が最初ではない。50年頃、SATURNEというレーベル名で、単曲のEPサイズの盤が出ている。これは非常に数が少ない(とされている)。

そのレア盤の売買がかねてより異常な様相を呈している。

最低550ドル。ebayでは最高2000ドルで落札!

先週もebayに出た。推移を見守ったら、昨晩840ドル弱で落札されていた。この短い曲、しかも再録音され(理由があるはずである)、ほどほどに普及しているものが。骨董品扱いにも程がある。

盤鬼は買うのだろうか?

確かに中古盤というのは極端で、少し前までは中古LP屋に行くと、数千円の盤の詰まった「豚箱漁り」するその視界の上方に、壁に飾られたプレミア盤が並んでいて、個人店になると元々売るつもりもないのだろうが数万円数十万円なんてものも普通にあった。

むろんアナログ盤には「刷り」によって良い悪いがあって、アナログ盤特有のパチパチノイズが入らないと期待される無開封盤とか、まったくのプライヴェート盤、録音自体は有名だがその国のそのレーベルで出たものが一番音がいいとされているものなど、極端なプレミアがつくのには理由がある。CDに満足できない、復刻に満足できない人が求めることもあるだろう。

だが、この盤、ウルトラプレミアとされているわりに市場によく出る。ネットオークションの過去ログサイトを見てみるといい。ここ10年くらいで何度も出ている。10年なんて盤鬼にとってはあっという間だ。

それに、プレミアがつくのなら一度くらいCD(何らかの権利が問題ならプライヴェートRでいい)復刻されてもいいはずだ。

これはどうにも、解せない盤鬼の闇の世界である。

SPなら骨董価値認めていいんだけど。

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Yves St-Laurent Studioのショスタコーヴィチ自作自演新譜について(検証)

この裏青レーベルslsは元々はSP板起こしレーベルで、CD既出であっても針音(情報量)を削らず原音再現を謳っており、それを目当てに好き者さんが買う類のところだった。最近は発掘音源ばかりで、こちらひさびさに原盤明記され目立ったので、データだけ調べてみた。もともとSP期のものであり、またこのレーベル自体もデータが不正確な場合も多く、記載録音年が一年程度ズレていても問題としない。

結論から言えば全て既出と思われる。CDに絞って以下記述する。

http://www.78experience.com/welcome.php?mod=disque&disque_id=797

YSL 372 78 CHOSTAKOVITCH Vol. 1

原盤(SP) SUPRAPHON G 14920
(これだけではないと思うが。。)

ショスタコーヴィチ(P)

★前奏曲op.34
~8(2種※)
~14-19
~22※,24
1950/7 ※1947
(既出盤)
RUSSIAN REVELATION - Shostakovich plays Shostakovich - RV 70007 プラハ録音:22番は1950/7録音と計2種収録
(既出が疑われる盤)
SYMPOSIUM 1314:加えて23番が収録、現役(ジャケが2バージョンある模様、このレーベルも針音を削らない)

★ピアノ三重奏曲第2番
ツィガーノフ(Vn)シリンスキー(Vc)
1946
(既出が疑われる盤)
DOREMI、lysなど多数(盤によりデータ違いあり)

★前奏曲とフーガ
~6、7、20、22、24
1952/2/5
(既出が疑われる盤)
VENEZIAなど(1-8,12,14,16,20,22-24)
(同曲異録音)
warner(1958パリ、★は不明)(1,4,5,6※,13※,14※,18※,23,24★)現役 ※以外は他にも既出盤あり
The Moscow Tchaikovsky Conservatory(1953/12/3モスクワlive)(3,5,8,12)現役

以上

ルーセル 交響曲第3番 ミュンシュ指揮(データ)

すべてCDないしCD-R

(1)1964/8/19ORTF(エジンバラ音楽祭ライヴ)disque montaigne、Valois他
(2)1965/4/20~23ラムルー管弦楽団(パリ・セッション録音)ERATO、MHS他(French Broadcasting System(Masterworks Of French Music PROGRAM No.205)のLPはモノラルだが同一)
(3)1966/9/30ケルン放送交響楽団(ライヴ)weitblick※20160831新譜
(4)1967/2/16、18シカゴ交響楽団(ライヴ)CSO
※1967/2/16無編集 "O"“O”“O” Classics、Disco Archivia
(5)1967/2NYP(ライヴ)Disco Archivia
(6)1967/5/29ハンガリー国立管弦楽団(ライヴ)Aulide

中村紘子さん死去

ついこのあいだまで題名のない音楽会など出ていたように記憶している。スヴェトラーノフも中村さんも亡くなった。ご冥福を。

朝日

フランス国営放送音源のWEB配信について(ina音源)※追記追記あり

こういうネット配信サービスのたぐいはブックマークしてたらきりないので本文で。
CDはむろんAmazonデジタルミュージックでも売ってるina(フランス国立視聴覚研究所)音源ですが、本体のサイトでは一律4ユーロ弱でmp3配信されております(金色のヘッドホンマーク。さわり、もしくは低音質音源を聴くだけなら無料、ストリーム配信のみでダウンロードしないならもっと安い)。

http://www.ina.fr/

TELECHARGERというボタンを選択してください。個人情報登録・決済(クレカ)経由でダウンロード画面に行けます。ダウンロード準備に若干時間がかかるようです。

ストリーム配信のみとなっているものがありますが(銀色のヘッドホンマーク)、これは全曲が無料で聴ける音源です(まあ、、、YouTubeみたいなものですね、案外調べるとちゃんと音質の担保されたダウンロード販売ページが別個にあることが多いようです)。一部の声によれば放送局に残ってる音源がほぼ全部蔵出しされているんじゃないかということです(放送局に、ということですので念のため。意図的にCDしか出してない、卸してないものもあります。Amazon配信でもこちらに無いものがあります)。サイトの作りが古く・・・スマホ対応してますが使えません・・・記載データもかなり少なく、検索機能もあまりあてにならないから探すのは手間ですが、とくにロザンタール、ツィピーヌといったローカル指揮者のものは膨大な量があるようで、じっくり探して聴いてみてくださいフランスマニア。あ、当然オケものはORTF(フランス国立放送管弦楽団ないしフランス国立管弦楽団)だけです。アンサンブルやソロはそれぞれの記載、音源を確認してください。

買いすぎないように。私みたいに。。

もう6年は運用されていて削除されたものもあるようです(単純削除ではなくデータ修正やファイル分割の可能性もあります、あと無料範囲は狭くなったかも)。うっかりAmazonデジタルミュージックでCD価格で買ってしまって、4分の1以下の値段で(トラック分けはありませんが)出ていたのを後で気づく、なんてこともないように。。コンサートまるごと、放送まるごとというものが多いからCDなどでは落とされてるコメント部分があったりする。あと、動画もダウンロードできます。私は興味ないので優先度落としてますが。

追補)「パック」ダウンロードというものがいくつかあります。これは通常のダウンロード販売よりもっとお得です(前記のストリーム配信のみの音源がパックではダウンロードできる場合があります)。数が少ないですので、単品をチェックする前に一通り見ておくといいかもです。パックに入っている音源のページは、画面下にその旨表示されます。

ちなみにバーゲン販売として値下げしているものもあります。ただ、全般に言えますが、元の音源の質もさることながら、配信のさい圧縮率を上げて音質を落としているように感じるものもあります。篭ってレンジが狭いものが多い。そこは留意のほどを。

※データがかなり不正確です。演奏者については信じるしかありませんが、記載された日付が放送日なのか録音日(演奏日)なのか不明確なものが、特に初期に多いようです。大抵は放送日と思われます。新しい音源は別けて2つ書いてある場合が多いので、よくご確認ください。題名に演奏日が入るものはそちらが正解です。検索結果一覧画面では放送日が表示されるようです。また、環境により日付が表示されない音源もあるようです。留意下さい。重複音源が無いわけでは無いようです、とくにコンサート丸ごと音源と、曲目抜き出し音源と、特別プログラムにての抜粋音源には気をつけて(特別プログラムには同一音源のナンバーが書いてあるものもあります)。

※※近年にしっかり検証され、指揮者単位で整理された方がいらっしゃいました。とても助かります。取り急ぎ無断リンクします。
http://liverecording.blog49.fc2.com/blog-entry-309.html
やはり放送日と録音日を勘違いし重複買いしてしまったものがあった。。(泣)
こちらを見る限り、「なし」となっているものもかつては存在したものもあると思います。削除されたものはあるようです。理由は不明ですが前記のようなことでしょう。

このブログではあくまで音源記載の日付を書きますので、わかる範囲では注記はしていますが、ご注意下さい。

【解決済み】どなたかカンデラ独奏デゾルミエール指揮の「グラズノフ ヴォイオリン協奏曲」を聴かせてください!泣

※解決しました。別途エントリあげています。以下単なるログです。

どなたかカンデラ独奏デゾルミエール指揮の「グラズノフ ヴォイオリン協奏曲」(SP)を聴かせてください!泣


またもや買い逃してしまいました。


ごくたまに市場に出るのに、、、


どんな形でもいいです。

おねがいします!!!

クラシック関係の記事

こちらにとりあえず投稿しています。ちょっといっぱいいっぱいになって書けなくなっていましたが、気楽に放り込めるのでエバーノートとタンブラーを使い分けています。ツイッターにマルチポストしているんですが、ツイッターは非常に雑音が多いので、gooにもリンクを。

http://ryookabayashi.tumblr.com/

マゼール氏死去

絶句。

(訂正)伝フルトヴェングラーのステンカ・ラージン

以下の記事につきボルヒャルトBPOの録音で確定しているようなので訂正しました。なお、元記事のジオシティーズのほうは目下凍結させているので訂正しません。最新記事のgooブログのほうは原則最新記事のみ読んでいただく場なので訂正しません。今後も再発情報など追加や訂正があった場合はこちらFC2で反映させていきます。

http://20urakura.blog67.fc2.com/blog-entry-2839.html

シュタルケル死去

この人は伝説的なチェリストのイメージがあって、コダーイと強く結びついたイメージがあって、私の守備範囲からは外れていたのだが、このニュースの写真で背景に写り込んでいるのがこれも今や亡きロストロ先生であり、ロストロ先生が生ける伝説であったことを思うと、時代は確実に移り変わっている。

http://indianapublicmedia.org/news/world-renowned-cellist-janos-starker-dies-88-48050/

コリン・デイヴィス死去

知らなかった。全然目立って報道されなかった。14日のことだそうです。。

BBC News - Conductor Sir Colin Davis dies http://bbc.in/XLBWmA

エリオット・カーター死去

アイヴズを直接知る人物が死んだ。ナディア・ブーランジェ、ピストン、そこから前衛をひた走り、アメリカ・クラシック音楽の一翼を担った立役者。死なない人だと思っていたのに。ご冥福を。

頭が痛くなるな

残って欲しい質の高いブログやサイトは消滅し、懐古趣味逆に新しもの好きのヲタク少集団のみが他を寄せ付けない殻に閉じこもって先の見えない探求を続けている。クラヲタ。絶滅種族だろう。ダウンロード音源の跋扈がいわゆる乞食リスナーの増殖を促し、かつての優秀な音盤マニアと店舗を追い詰めている。アリアのような店ですらあそこまで頑張らないとならない昨今、乞食マニアの餌箱の並ぶユニオンにもかつての観点からすれば大したものは出なくなり、死蔵盤はきっとほんとに死ぬまで出てこない。アナログ屋はすっかり足が遠のいた。ネットのアナログ盤すらもはや世界的に希少なものがまかり間違って出てくるのをひたすら待つしかない。それとてあっさりメディアファイアに高音質でアップされる始末だ。さて、どうしたものかね。

ここは独断辞書。コメントも歓迎しない。一人の人間でさえ時と成長と退化により随時変化していくものなのに、集合痴を受け入れたらブレて瓦解は目に見えている。

それでも何かあればどうぞ。さいきん異様にアクセスが増えているので、ジレンマのないハリネズミとして釘を刺しておく。

悪口はこちらに書いてね。ブロックします。

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ヴォーン・ウィリアムズ:仮面舞踏劇「ヨブ」

○ボールト指揮LPO(WME:CD-R)1972/12/10live

ボールトのヨブのライヴは他にもあるが、この時期でモノラルとは恐れ入った。しかも茫洋として籠って鑑賞に耐えない。演奏自体はさすがボールト、田園交響曲の叙情と4番から南極交響曲に引き継がれる色彩感を併せ持つ過渡期作品であるこの曲のオーソリティぶりを発揮して、適所適切な表現をもってRVWの弱点をも隠す堂々たるものだ。RVWはシンプルだ。書法は敢えてシンプルを狙ったところがあり、和声的にはマンネリ、だから演奏によっては素直に鑑賞してられないくらいセミクラシックなしろものにでき上がってしまう。重厚さや新奇さが表れた時にそれ以外のシンプルなものとどう調合するか、ボールトは前時代的な、ブラームスをさばくようなやり方によって結果的にとても上手に融合させている。そこがいい。RVW入門にはややきついところもある作品だし、録音も悪いので、ほかの作品や、せめて正規スタジオ盤を聞いてほしいが、すれっからしはコレクションしてもいい盤か。

MELUSINE?

既にご存じのかたもいるでしょうけど、この裏青レーベル、正体はたぶんDAですね。本件照会されてきたかたはぜひ参照されてみてはいかがでしょう。細かくは見ていないのですが、重複しないものも双方にありそうではあるものの、中核となる貴重音源は同じものが多そうです。ちなみにソースは違う可能性があるそうですが、whraなどDAと同じ放送音源(エアチェックは異なるかもしれない)をリマスタリングしてCD化しているとこもあるので、このへんはもう、魑魅魍魎の世界ということで。

ちなみに昨日書いたaulide音源なんですが詳細情報がぜんぜん検索されてこない。データをご存知の方教えてください。aulideはちょっと消えたっぽいすが。。なぜここのデータ不良のブログ記事が上位にくる。

あけましておめでとうございます


早々地震で被害あいましたが、地下の大ナマズがこれきりで深い眠りに付いて欲しいです。本年もゆるくやさしくお付き合い願います。

アフィリってどうなの?

アフィリエイト広告を削りたい。

なぜならもうブログの賑やかしとして飾り立てるほど力を入れていないし、

アフィリは収入目的じゃないし、実際ほとんど収入にもつながってない(そりゃよほどの店でしか売ってないものをメインに書いているので当たり前か・・・でも×××、おまえは許さんwアクセス数が足りないからと解除しておいてアレ買えコレ買えメルマガだけ送り続ける・・・)。

アフィリ事業者とかってだいたい、ほとんど、上から目線なんだよなあ。たとえ購買に繋がってなかったとしても、PVは上がっているので人目につく。しかしそれをブログに置かせてもらってるんじゃなくて、置かせてあげてるんだという実にいやらしい「審査」をする。それに最近はほとんど、アフィリ広告置いてる「一般(著名ではない)」利用者は

「強制メルマガ購読者」

としかみなされていないようで・・・アフィリ通信と称する、余りにブログ内容とかけ離れた商品買え買えメールが、購買意欲をそそるとでも思っているのだろうか。

gooのほうはやむをえずこうやって続けているのだが、ブログ事業者以外のアフィリを一切掲載せず軽いFC2のほうにほんとは移りたい、というのはそういうことでもあります。いや、アフィリ解約してソースいじればいいんですが、めんどくさい。。

ええ愚痴でございます。

お気に召さない事業者様がいらっしゃったらどうぞ配信停止してくださいな。一時期アフィリタグを本文内に埋めたがためにFC2移行がうまくいかなかったところもあり、本文にはこれからも埋める気はありません。amazonは手軽なのでつい埋めてしまうけど、amazonはメルマガなんて送りつけてこないからね。メルマガやめてくれよほんと。

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パブリックドメインは大元の権利さえクリアすりゃいいのかという話

みなさまはこれ、どう思われますか。音源は演奏家とレコード会社だけが作っているものではありません。(ましてや確実にPDになるようなSP時代のものにおいては)エンジニアや専門家による板起こし・リマスターは不可欠で、ご本人の所持品からアップされているご本人のリマスターであればいざしらず、そうではないならば、付加情報(ないし「非付加情報」)を含む「手間」を無視して、ネットや蒐集品(CDなど二次メディア)から転用しただけのものがあるとおぼしき状況はいかがなものかと思います。現時点で広告が少ないからといって収益性も無視はできません。「その真ん中で汗している人々に」仁義を切ることをし(ようとしてい)ない姿勢はいかがなものかと。。

パブリックドメイン・アーカイブ
http://public-domain-archive.com/

仔細は宣伝になりますし書きません。コピペして見てください(リンクはしません)。ここでは紹介していませんが、このようなネット配信は国外では比較的広く行われていました。国内でも行われている個人は既に何名かいます、これも音源の出元がグレーなら同じ問題がありますが、会員制であったり、ここまでおおっぴらに再配布可能な形の音源提供は行っていません。ネットですので国外法は関知しない云々も方便ですね(英語版は何故作ったのですか)。まあ、ネットなのでネット公開されている音源を転用して何が悪い、という人もいますが、そういうのは置いといて仁義の話をしてます。

海外のダウンロードサイトは最終的には(細々と1枚単位で続ける個人であったり法律の違う国であったりするものを差し引いて)、違法アップロードの巣窟になるか、敢えて放置されているとおぼしき広告塔となって問題を引き起こしています。個人の責任において行うなら本人性を真正面に出すべきでしょう。団体なら団体。抗議や協賛を受け付ける場所が設けられていないのはフェアではないと考えます。

youtubeからの転載は最近よく問題になります。音声のみ取り出す行為についても。スマホによってそれがより容易になった背景もあります。

さて、そういうことは置いといて、純粋に、こういうのあんまり好きじゃないす。
新しいの聴こうぜ。

(追記)twitterより拾い(ああ、思い出してきた・・・クラシック以外で問題になったね、いわゆるサンプリングの問題とか)

RT *** これ、定番の歴史的録音が沢山ある。でも、著作隣接権が微妙なんだよね。リッピングした原盤についてのデータがない。PDを名乗るならその辺をちゃんとしないと。
RT *** ようするに、1930年録音の音源を、2000年復刻のCDからリッピングしてないだろうな…という懸念。これが許されるなら、デジタルコピーして頒布したいコレクターは沢山いるはず…。
RT *** CDだと著作権をクリアしていても著作隣接権に引っかかるからねぇ。モノによっては戦時加算も適用されるし
RT *** @*** 著作隣接権はたしかに難しいですね。現状では「リマスタリングであっても、単にノイズを取り除いたようなものには発生しない。新たに録音を加えたりミキシングしたら発生する」ことになっています。ただ売っているリマスタリングCDにそんなこと書いてないんですよね。
RT *** .@*** 極端な話ですが、隣接権をクリアした復刻CDをコピーしたような代物も問題ないという解釈も成り立つのでしょうか。その手の商品も見かけますが。それから、web等で公開される場合は、出典の明示という観点からも、データ作成に用いた原盤情報を公開して欲しいと思うのですが。
RT *** 件のクラシック音楽PDサイトについては、やっぱりデータ作成元原盤の情報明示がないと。「無料で聴ける」で終わらせないで、「公共性」がある形に発展させないとダメだよなぁ。せっかくの試みなんだから。

tweetはパブリックドメインとみなしています(爆)この人くらいしか批判精神持って発言してる人いないんですよね。

まあ、ここでは権利関係の問題ではなく、仁義やモラルの話をしています。出典明記も数が多いと億劫かもしれないですけど、出典がどの種類のものかによっては絶対にやらなければなりませんね。

裏青放送音源バリバリ書くお前が言うなは無し。アップして無いから、という自分ルール。

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移行し切れていない

先週末バルビローリのブラームス音盤評がFC2のまとめブログに出てこないのを不審に思ったら、もう3年前くらいにホムペより変換抽出したとき、形式がうまく認識できず漏れたようで、そういうものがまだまだあるように思えてきました。やっぱりいったんはホムペにまとめるのがいいと思うのですが、ジオも容量に限界があるので、sakuraあたり借りるかもしれません。まあ、ジオの音声ファイルを削除すりゃいいんですが・・・いまどき自動再生するホムペなんてのも無いし・・・

いずれ年末年始ですが、あるいは随時かもしれません。余り興味の無いものは後回しにするでしょう。よろしくお願いします。さしあたってジオシティーズのほうを。

テンプレ:わたしのブログ総括

ちょっと総括したくなりました。いくつかの私ブログにばら撒いてみます。
わたしに興味のあるひとなんていないと思いますが、いたらどうぞ。

<クラシック音楽系ブログ(一部普通の日記)>2003年~
ジオ内のものはそれなりにボリュームがあります。けっこうマニアにあけすけです。

2003/7-12
http://www.geocities.co.jp/MusicHall/2678/nikki.html
2004/1-6
http://www.geocities.co.jp/MusicHall/2678/nikki2004.html
2004/7-12
http://www.geocities.co.jp/MusicHall/2678/nikki20042.html
2005/1-2
http://www.geocities.co.jp/MusicHall/2678/nikki2005.html
2005/2以降
http://blog.goo.ne.jp/r_o_k/c/d2a1fd2a9f1941497c35322a948e98b3

<洋楽・邦楽系ブログ:2008(2000年代の記事含む)>~2010年
これはほとんど記事がありません。ライヴがあったとき衝動的に書いていたものです。

2000(2008/6/2)-2010/11/16
(以後 http://okab.exblog.jp/ 統合)
http://music-complex-oka.blogspot.com/

<ニュースブログ(一部普通の日記)>2004年~2010年(実質2006年9月)
(2007年より http://okab.exblog.jp/ 併合)
これは日次更新のブログとしては最も力を入れていたもので、860記事もあるそうです。
携帯向けの写真付ニュース・モブログです。

http://nikki-k.jp/pag_diary_list.php/oka

<普通ブログ>2005年~
マイプロフィール(ドリコムブログ)の日記として2000年代初期よりたまに更新していたものの後継でした。当該ブログはサービス終了にともない消滅したようです。

2005/9/27-11/2
http://okab.web.infoseek.co.jp/2005nikki.html
2005/10/1-2006/6/7(一部重複)
http://normalokaba.blogspot.com/2006/06/blog-post.html
2007/5/14-
http://okab.exblog.jp/i8/
http://okab.exblog.jp/i24/
http://okab.exblog.jp/i1/

<奇談・怪談>2000年~
ブログではないのですが、後期ニュースブログ化し、現在はほぼtwitterに機能移管した状態です(各オカルトサイトからのRSSフィード自動転送のみ)。 #不思議 ないし #fushigi のハッシュタグでほぼ追えます。

1989(2000web化)-2006/4
http://okab.web.infoseek.co.jp/yawa_menu.html
2006/4/14-2008/10/29(オリジナル記事は2006/9/12迄)
http://okab.web.infoseek.co.jp/kainews.html
以後
http://okab.exblog.jp/i5/
twitter

テンプレ:わたしのブログ総括

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検索不能につづきデータ落ち!?

お気づきのかたもいるかもしれませんが、トスカニーニのペトルーシュカの記事が消えてました。gooと相互ミラーリングしていたので助かりましたがもっと過去の記事になると探すのは不可能。。FC2は安住の地にならないみたい。。

※検索機能不具合

FC2ブログの長所だったブログ内検索が大きな不具合を起こしたままになっている模様。gooと違い標題込みのand検索はまだできますが、最新一件しか出さない模様。本ブログは膨大な数を登録しているので検索機能への負荷が高く、ペナルティを付けられた可能性もあり。これではデータベースとして使い物にならないので、少し考えます。

がんばりましょう

今自分ができることをがんばりましょう。

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あけましておめでとうございます(予約)


今年こそ年賀状を出さないので、すいません。
なおかつweb年賀状もやる気が無いので、、、すいません。

あけましておめでとうございます。(予定)

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