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トッホ:弦楽四重奏曲第12番

ロンドン四重奏団(M&A)1947/2/21live・CD

「これはマイナー曲探訪も極北だな」と思ってレコード購入を止めた作曲家である。はっきり現代作曲家であり、かなりの多作家ではあるが今聴ける曲はほとんどヒンデミットよりすら前衛を目指したような代物である。ワイマール時代をへてアメリカ亡命後も作曲を続け、シェーンベルクのあとを追うような作風の変遷をへているが、それはこのトッホにしては録音の多い曲でも聴かれる。無調のカオスではなく形式的に感じられる律せられた部分の多い作品であり、音列技法も用いられていると思われる。部分部分を取り上げていたらきりがない、つねに新しい聴感を与えようという意識が、同時代の現代作曲家同様に存在し、変化し続ける不協和音(じつに「新鮮な」不協和音)や器械的な工夫(一楽章は構造の下でえんえんと半音階的にうねる音が個性的)は昔支持されたのも頷ける。ただ一言言わせてもらう。聴くものを飽きさせないのが完成度の高い現代曲だ。私は一楽章を除き途中で何度も意識を失いかけた。そういう覚悟があるならどうぞ。演奏が中庸なスタイルで歪みなく達者すぎるのも原因かもしれない。
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トッホ:「ピノキオ」楽しい序曲

○クーセヴィツキー指揮ボストン交響楽団(ASdisc)1945/11/11初演LIVEトッホは一時期聴いていたのだが非常に作風の幅が広く、ロマン派と思ったら十二音、というふうにとりとめのない感じがして結局遠ざけていた。そんなところにこの盤が出てきたわけだが、これが結構面白い。まあロマン派なわけだけれども、新ロマン派、たとえばウォルトンみたいな作風と言ったらいいのだろうか。本人も結構軽く書いたようでこの副題「楽しい序曲」があるのだろう、言う通り素直に楽しめます。トッホはオーストリア出身でマンハイムで教鞭をとってのちナチスを嫌って結局アメリカに亡命してしまった作曲家です。○。 ,
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