ラッグルズ:正門

○コープランド指揮BBC交響楽団(DA:CD-R)1975/9/16放送live

レクチャーコンサートのヒトコマでこのあとアイヴズの小品にいくといういささか疲れる流れ、コープランドが何かの振る舞いをしたらしく笑いもはさまる。仕方なくやっているということなのか。曲は新ウィーン楽派ぶった前衛そのものでラグルズの個性というものも余り引き立って来ない。演奏はきわめて真面目である。○。
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ラッグルズ:太陽を踏む男

○ストコフスキ指揮アメリカ交響楽団(DA:CD-R)1967カーネギーホールlive

録音は極めて明確なステレオで分離も激しすぎるほどでスケール感があり、エアチェック音源としては申し分ない音である。少々耳が痛くなるほどエッジの立った硬質な音響は寧ろこの稀有壮大で錯綜しがちな曲にあっている。イメージ的にはアメリカに遅れて入ってきた無調「的」作品の範疇にあり、しかし聴いた感じは分析的というより雑多で直感的。分厚い音響の素人聴きは十数年前のアイヴズの作風そのものである。アイヴズでもセットなどを作曲していたやや前期の頃の雰囲気があり洗練は余り無いが、アイヴズが「結果的に」無調的な作品を残したのに対してこのような曲にははなから調性はない、たとえば硬派だったころのヒンデミットなどの影響を考えてみるのもけして無理な論理ではないと思う。もっと重厚で深刻な雰囲気が欲しい気もするがこんな曲を作曲家の偏屈を省みずズバっと演奏しきってみせるストコフスキには驚かされる。手法はアイヴズ4番同様「ほんとに理解してやろうとしてるのかなー?」と疑問符を付けたくなるところもあるが新作への態度としてはこれだけやりきればリッパ。終始同じ厚さの音響が雑多に揺れ動くだけのゆえに飽きる向きもあろうが、アイヴズの世界がアイヴズだけのものではなかった、という点を再確認する意味でも、どんな演奏でもいいので聴く・・・それを躊躇する理由は無い。○。

tag : ストコフスキ

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