ケルビーニ:メデア序曲

○ヒンデミット指揮NYP(DA:CD-R/urania)1960/2/27LIVE・CD

ヒンデミットは晩年をむしろ職人的指揮者として過ごし、古典からロマン派前期の曲を好んで振っていた。構築的できびきびした即物的な表現を駆使し、ロスバウト的な演奏をものしていたのにもかかわらず不遇であったことは、アメリカでも欧州でも決まったオケを持てず代振りや客演ばかりだったことからも伺える。この演奏も迫力の引き締まった演奏で聴衆反応も悪くないのだが、いずれ他人の作品の正規録音が殆どなくライブも極端に悪い音のものが多いから、再評価に繋がらないのだろう。自身も優れた弦楽奏者で、作品は多種多様な楽器を組み合わせていずれも高い水準を保ち、指揮者として悪かろうはずもない見識の持ち主だったのだが、クレンペラーのような個性に押しやられてしまうカリスマ的な弱さがあったのかもしれない。

再発CDレーベルURANIAの盤ははっきり言って音質改善などしておらず、DAに比べてすら悪い。むろんエアチェック音源だが電波的に不安定でノイズも酷ければ音質や音量の悪さも度を越している。

メインのブル7含め販売店では1960年ライブ以外のデータはわからないことになっているが、内ジャケにはっきり2/27NYと書いてある。つまりはDAと同じ。気をつけたし。LPや、その板起こしであったvibrato他の有名盤は28日ライブで確かこの曲は収録されていなかった(プログラムは一緒だろうからあってもおかしくはない)。ただ両者ブル7は同じ可能性もなくはない。
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