シャブリエ:狂詩曲「スペイン」

パレー指揮デトロイト交響楽団(SLS)1975/8/16ミードウ・ブルック音楽祭live

カラッと明るく透明感あるスペインだが、賑々しくリズミカルな楽曲本来の民族的内容からすると少し落ち着き過ぎの感もある。そのためあけすけなブラスなど楽団の特性のほうが目立ち耳慣れたアメリカの演奏そのものにきこえてしまう。晩年の演奏(フランスの著名な小品を集めたコンサートだったようだ)で、さすがの高速特急パレーも(ロザンタールのようにリズム感は良いのだが)スピードを緩めて、まるで気軽にやっているようで、それが良い雰囲気を醸している。ブラヴォも飛ぶ。(このSLS盤には一部情報にあるダフクロ二組は含まれていない。フランス名曲選ということでラストにボレロが持ってこられており、同じラヴェルの作品は演奏されなかったのではないか。)
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シャブリエ:スペイン

フレイタス・ブランコ指揮スイス・ロマンド管弦楽団(forgottenrecords)1959/04/17ジュネーヴlive放送

ポルトガルの指揮者にしてフランスで活躍したブランコにとってラテン物はお手の物だろう。明るく、しかし開けっぴろげにはせず、軽快に楽しくやってのけブラヴォで終わっている。モノラル。

シャブリエ:ブーレ・ファンタスク(気まぐれなブーレ)管弦楽編

ミュンシュ指揮ボストン交響楽団(DA)1953/3/27live

派手な響き、粘りのある力強い表現、しかし途方もない前進力は求心力に裏付けられ、否応無しにグイグイ持っていかれる。ミュンシュここにあり、といった感じ。ミュンシュに向いた曲とも言え、そこに雑さや違和感は皆無。シャブリエがいかに同時代ないし次代のフランス作曲界に影響したかがわかるリズムと和声、南欧志向はただ楽しいだけではなく、十分に純音楽的に充実したものだ。

シャブリエ:楽しい行進曲

アンゲルブレシュト指揮ORTF(ina配信)1955/12/13live

これは楽しいアンコールピース。心なしか楽団も開放感で楽しげだ。音色が直前のストラヴィンスキーとは全然違う。ウィーンフィルのニューイヤーコンサート的なかんじの曲に演奏でした。マダーム、マドモアゼル、ムッシュー。Amazonデジタル配信あり。

シャブリエ:狂詩曲「スペイン」

○ガブリロヴィッチ指揮デトロイト交響楽団(victor/PRSC)1928/4/16

こういう明るい曲にオケは相性が良いらしい。けして派手な演奏ではないが必要十分を満たしている。ガブリロヴィッチの指揮ではこれは好き。
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