ルー・ハリソン:ヴァイオリン、ピアノと管弦楽のための小組曲

◎アナヒド・エイジュミアン(Vn)マロ・エイジュミアン(P)ストコフスキ指揮彼のオーケストラ(CRI他)1952/10/29-31・CD

この作曲家といえばガムランだがこの曲はまさにガムランを昇華させた素晴らしく爽やかな組曲で、特筆すべきは(ミニマル的に繰り返される楽章はともかく)メロディの親しみやすさと巧みに組み合わせを変え響きの面白みを追求するアンサンブル(ピアノと高音打楽器とハープとチェンバロ?がそれぞれ場面を変えたち現れ木管ソロなどと重なるのがまた透明感ある不思議な世界をかもす)に最後まで耳を奪われる。ガムランといえばドビュッシーだがドビュッシイズムの遠い継承者という印象を持つ緩徐楽章の典雅な響きも特筆すべきだろう。長い音符を多用する点ルーセル前期に近い気もするが印象はドビュッシーのほうに近い。ま、とにかく冒頭序曲のいきなりの明るいガムランに圧倒される。アメリカのガムランだ。ストコの色彩的な処理がもともと色彩的な楽曲を引き立ててモノラルでも聴きごたえがある。◎。
スポンサーサイト
プロフィール

岡林リョウ

Author:岡林リョウ
FC2ブログへようこそ!

検索フォーム
リンク
カテゴリ
TAG

ストコフスキ 四重奏団 フィテルベルク ミュンシュ トスカニーニ コンドラシン バルビローリ 作曲家 モントゥ アンセルメ 作曲家演奏 ブール エネスコ ガウク ミトロプーロス ロスバウト サージェント オイストラフ フランセ ワイエンベルク ORTF アンゲルブレシュト サモスード デゾルミエール イワーノフ ゴロワノフ ムラヴィンスキー ピエロ・コッポラ モイセイヴィチ ベーム セル クーベリック カルミレッリ シュヒター バーンスタイン ビーチャム パシャーエフ ツィピーヌ アルベール・ヴォルフ パレー ウォレンスタイン アラール オーマンディ サモンズ 山田一雄 ロストロポーヴィチ シェルヘン モートン・グールド ギレー モイーズ 

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード