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パーシー・グレインジャー:デンマーク民謡組曲

◯作曲家(P)ストコフスキ指揮ハリウッドボウル交響楽団(scc:CD-R)1946/7/21live

洒落たピアニズムを発揮する人なのに曲はどこか野暮ったさがあるなあ。。これはもう非常に音が悪く、よれ過ぎだが、ピアノがカッコイイ。張りがあり、不協和音がアメリカ的な都会味を持ち込んで洒落ている。でもやっぱり民謡なんですよね。。ストコフスキーは伴奏スタイルで颯爽と振り、個性は出していない。
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パーシー・グレインジャー:イン・ア・ナットシェル組曲

○作曲家(P)ストコフスキ指揮ハリウッドボウル交響楽団(scc:CD-R)1946/7/21live

この題名は言い回しではあるのだが一般的にそのまま呼称とされるのでここでもそれに従う。オリエンタルで民族的な一楽章から西部劇の幌馬車のような二楽章と、雑多なアメリカ文化を象徴するようないささか古臭い旋律音楽。好きな人は好きだが、20世紀音楽好きにはどうにもむず痒くなるところがあるパーシー・グレインジャー。新民族主義というより旧民族主義というような冒険の無い作風だ。ピアノも平易で旋律に寄り添い、とくに見せ場もない。三楽章はちょっと面白い。ストコフスキー風味の甘ったるさが露呈して、後期ロマン派ピアノ協奏曲というか、ラフマニノフを少し燻らせるが、それも最初だけ。ピアノがなかなか不思議な効果をあげ、打楽器との響きの合わせ技が面白い聴感になっているところもあり、これはプロコ前期の影響かもしれない。旋律はアメリカ的で独自性を感じさせるリリカルなフレーズが美しい。確かなグレインジャーのタッチと甘いストコフスキーとハリウッドボウル(LAフィルか)のオールドスタイルがあいまって、終盤は深い思索に落ちる。四楽章は調子外れの舞踏というか、これもまたアメリカ的というか、楽天的である。ピアノと楽団の響きのズレや打楽器的なやり取りが面白い。思うがままに書いたというようなふうで、起伏に富んでいるが、さすが自作自演というようなドライブ感に上手く合わせていくストコフスキー、録音は悪いがひとつの規範にはなる録音ではないか。グレインジャーはオーストラリア出身だがアメリカの作曲家としておく。
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