スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

バーンスタイン:キャンディード序曲

◯作曲家指揮NYP(eternities:CD-R)1976/6/1live

派手な出だしから音楽番組に使われるなど有名な作品だが、ここではライブならでは少しアバウトな感じもするものの、勢いがそれを凌駕して突き進んでいる。
スポンサーサイト

バーンスタイン:バレエ音楽「オン・ザ・タウン」

○作曲家指揮オン・ザ・タウン・オーケストラ(RCA)1945/2/3・CD

ミュージカルからの音楽であり個人的には「音楽だけ」で楽しめる内容かな・・?という疑問符を付けたくなる作品。録音が古く演奏もやや鄙びている。わりと晦渋なものを含むのがバンスタらしいところだと思う。

バーンスタイン:キャンディード序曲

○作曲家指揮ロス・フィル(DG)1982/7・CD

わりとハスッパな音で曲の娯楽性をひときわ世俗的に引き出したような演奏ぶり。生き生きとしたスピーディな音楽。

バーンスタイン:セレナーデ

○ブラン(Vn)ツィピーヌ指揮ORTF(hector:CD-R)1960年代LIVE

曲は多様式主義とでも言おうか、ベルクやストラヴィンスキー風の曲はなかなか聴けるし素直に旋律とコラール風の合奏だけで通している曲もまあまあ。だがバーバーやウォルトンの亜流のようないかにも同時代的作風でこけ脅しに終わってしまったのは格調を損ねている。演奏は達者でオケも緊張感がありライヴとは思えないもの。

バーンスタイン:キャンディード序曲

○スヴェトラーノフ指揮フィルハーモニア管弦楽団(ica)1993/3/15live・CD

題名のない音楽会でお馴染み、バーンスタインの代表的なピースだが、スヴェトラーノフは華麗なブラスを背景にカラフルで軽い音楽を提示する。ライブなりの精度ではあるがアメリカ音楽を案外と演奏していたこの人らしい見識が伺える。ブラス以外にロシア的要素は感じない。バーンスタインが亡くなり、自分も手兵を離れて客演生活を送るうち病に倒れる、その合間のきらめきを、懐かしく聴こう。

バーンスタイン:ウェストサイドストーリーよりシンフォニック・ダンス

○カール・デイヴィス指揮ロイヤル・フィル(REGIS他)1996・CD

有名盤でバンスタの天才性とマンネリズムをストレートに伝えてくれる。メロディと管弦楽の扱い方はピカイチ、さすがバンスタ、演奏も乗っているが、変則リズムにだんだん慣れてくると旋律も平凡に感じられるようになっていき、これは演奏のせいかもしれないな、と思いつつも、竜頭蛇尾的な感じで終わってしまう。交響作品としてだと弱いのかもしれない。全曲自作自演が二つもあるのだから、時間があればそちらで脚本読みながら聴くのが正しいかもしれない。

バーンスタイン:キャンディード序曲

○スヴェトラーノフ指揮LPO(ICA)1978/8/28live・CD

ハチャトゥリアンみたいなバーンスタインを楽しめる。スピード感あふれ派手派手でオケを煽りまくりながらも破綻はきたさない。オケの能力もあるだろうが全盛期スベトラの凄さが実感できるアンコールピースだ。N響アワーも終わってしまったねえ。

バーンスタイン:交響曲第2番「不安の時代」

○作曲家(P)クーセヴィツキー指揮ボストン交響楽団(DA:CD-R)1949/4/9live

初演翌日の演奏とされる。雑音は酷いがクーセヴィツキーにせよバンスタにせよぎちっと合った勢いのある丁々発止なところが聴ける。マニアにはいいものだろう。一般向けの音質ではない。

この作曲家の本格的な楽曲には時代性を強く感じる部分・・・特にヒンデミットとブロッホと、同時代のアメリカ・アカデミズム寄りの作曲家・・・があり、今の耳には暗くささくれ立った「若者特有の前衛性」を印象付ける。題材もそれを象徴するかのようなものである(アメリカという「戦勝国」にいながら)。しかしバンスタが作曲家として優れていたのはコープランドにも増してジャズと庶民舞踏の理解表現に長けていたところで、真摯で金のないクラシック作曲家としての側面と、時代の「良いところ」に寄り添ったゴージャスなミュージカル作曲家としての側面が組曲ふうの表題交響曲の中に融合しているさまはなかなかに堂々とした才気煥発なところを見せている。

バンスタのピアノは素晴らしい、テクニックというよりニュアンスだが、この時代のピアニストはスピードとリズムが重要。バンスタ自身の重い音響音楽(そのしつこさがブロッホを思わせる)が何故に光るかといって、もちろんストラヴィンスキーに倣ったようなそういう近現代作曲家は多々いたが、硬質なソロピアノによる音線を多用し、ぶよぶよした大規模楽曲の「引き締め」に使っているせいに思う。この時期くらいまではピアノ協奏曲ふうの交響曲が流行っていたこともあるが、この曲はアップライトピアノまで導入しミュージカル作曲家らしい視覚効果や後年を思わせる空間的発想(誇大妄想)も投入されているが、戦争末期の四人の孤独な男の内面世界、ということを考えるとちょっとむさい。クーセヴィツキーの音楽もどちらかといえばむさいので、一度聴いたら十分という向きもいるかも。好き物なら。○。

バーンスタイン:交響曲第2番「不安の時代」

クーセヴィツキー指揮ボストン交響楽団、バーンスタイン(P)(BSO)1949/4/9初演(エピローグ・オリジナル版)LIVE・CDいろいろな作曲家の影響が見えてくる作品。ブロッホめいた主題もあるし、ピアノ協奏曲ふうの部分はミヨーのそれを彷彿とする。その他部分部分で同時代の作曲家たちの姿が透けてみえる。全般としてコープランド的なアメリカ・ロマンチシズムの延長上にはあるものの、コープランドの舞踏交響曲のように「昔ふうのモダニズム」の入った無調的なところがあり、案外人好きしない。クーセヴィツキーだからいくぶんわかりやすくきこえるのだろう。私は曲にも演奏にもあまり惹かれなかった。まあ音は悪いが、バーンスタインの強靭なタッチは聞きごたえがあるし、クーセヴィツキーの共感に満ちた起伏ある演奏ぶりはそれなりに感興をおぼえるところもあるから、ご興味があれば一聴を。無印。 ,

バーンスタイン:キャンディード序曲

○コープランド指揮BBC交響楽団(DA:CD-R)1975/9/16live・CD

コープランド得意な分野の音楽であり(バンスタが「得意な分野のオトコ」という意味ではない)透明感を保ちつつ派手めの響きでライヴ感ある演奏を繰り広げている。この人は客観的な指揮ぶりが有名だがこれは楽しい雰囲気になっており、BBC交響楽団の硬質な音とピタリ相性がいいこともあって、拍手喝采の終演になっている。○。

続きを読む

バーンスタイン:交響曲第3番「カディッシュ」

○トゥーレル(Sp)ミュンシュ指揮ボストン交響楽団他(DA:CD-R)1964live

1月31日のアメリカ初演時のものか。女声の語りによって進行する異例の(しかしバンスタらしい)合唱交響曲。三部構成のテキスト付オラトリオである。楽想は概ね悲歌的で陰鬱だがショスタコふうの清澄さのある現代的な交響曲であり、第三部スケルツォ最後のリズミカルな楽想ではバンスタらしい世俗ダンスが耳を惹く。完成直前のJFK暗殺にさいし急遽委属者であるBSO&クーセヴィツキー財団の許可を得てJFK追悼献呈となった。内容的にはユダヤ教の主として葬送に用いられる朗誦に基づくがバンスタらしい(ユダヤ教らしい)ニヒリスティックで自由な解釈が施され一部問題にもなり改変された。初演もまた委属者への許可を得てテルアヴィブで作曲家とイスラエルの楽団により行われている。

ミュンシュの力強くブレの無いスタイルはバンスタの曲の分裂的な気質を一本の野太い音線に取りまとめて聞きやすくしている。どうしても長々しく静謐な語りが続くあたりは睡気を禁じえないが、注意深く美観を保つミュンシュの音響処理のスマートさにも起因しており、悪いことではないか。モノラル。

バーンスタイン:ウェスト・サイド・ストーリーよりシンフォニック・ダンス

ベルティーニ指揮ケルン放送交響楽団(DISCLOSURE:CD-R)

印象としてはクラシカル。ケーゲルのラプソディ・イン・ブルーを思い出していただければおわかりになるかと思う(最近アメリカの学生がCD-R化しましたね)。ああいう感じなのだ。ストラヴィンスキーやコープランドが随所に顔を出し、ジャズはやや後退気味。非常に美しく磨き上げられたベルティーニらしい演奏なのだが、正直熱気が感じられず、ただただ巧い、美しいという印象しか残らなかった。まあベルティーニにむやみな熱気を求めるわけにもいかないが。無印。
プロフィール

岡林リョウ

Author:岡林リョウ
FC2ブログへようこそ!

検索フォーム
リンク
カテゴリ
TAG

ストコフスキ 四重奏団 フィテルベルク ミュンシュ トスカニーニ コンドラシン バルビローリ 作曲家 モントゥ アンセルメ 作曲家演奏 ブール エネスコ ガウク ミトロプーロス ロスバウト サージェント オイストラフ フランセ ワイエンベルク ORTF アンゲルブレシュト サモスード デゾルミエール イワーノフ ゴロワノフ ムラヴィンスキー ピエロ・コッポラ モイセイヴィチ ベーム セル クーベリック カルミレッリ シュヒター バーンスタイン ビーチャム パシャーエフ ツィピーヌ アルベール・ヴォルフ パレー ウォレンスタイン アラール オーマンディ サモンズ 山田一雄 ロストロポーヴィチ シェルヘン モートン・グールド ギレー モイーズ 

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。