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ルーセル:交響曲第3番

◎ミュンシュ指揮ハンガリー国立交響楽団(Aulide:CD-R)1967/5/29live

これは録音が同日の他曲にくらべ悪いにもかかわらず、ダントツに集中力が高く異常なテンションでかつ非常に抽象的に洗練された演奏になっている。ルーセルの楽曲は娯楽的な面が甘さとなって、厳しい不協和音の後に膝から崩れ落ちるようなときがあるが、この演奏できくと娯楽的な3楽章もホルンの咆哮が背筋をただし、軍国調と言ったらいいのか、凄くはっきりとしたフォルムの音楽をたたきつけるのである。ミュンシュのルーセルははずれがないが、これもそのひとつ。◎。
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ドビュッシー:管弦楽のための夜想曲

○ミュンシュ指揮ハンガリー国立交響楽団(Aulide:CD-R)1967/5/29live

両端楽章の雰囲気は満点で美しい。しかしこうなると録音が悪いのが気になる。祭はやや前のめりでつんのめったような感がある。オケの冷え冷えとした美しさが活きる場面と活きない場面が明確に分かれる、なかなか面白いが、やはり録音が気になる・・・○。

プロコフィエフ:年老いし祖母の4つの物語

○ソフロニツキー(P)(URANIA他)1946/12/2モスクワLIVE・CD

乾き、けして顕ではないながらも平易な楽想を持ち、プロコフィエフの先鋭さの対極を例示するさいに引かれる機会の多い組曲。装飾的な音符やリズムが邪魔して聞きづらいことが多い作曲家のソロ作品にしては整理されているのに加え、ソフロニツキのドライで野太い芸風のせいであっさり聞き流すことができる、善きにつけ悪しきにつけ聞きやすい演奏である。力強いが起伏がなくイマジネーションに欠け小粒。プロコフィエフというよりソフロニツキを聞く盤だろう。繊細さはこの演奏家の領分ではない。

ミヨー:交響曲第1番

ストコフスキ指揮NBC交響楽団(GUILD)1943/3/21NY初演LIVE・CD

突然、異常なハイスピードで始まりびっくり。そしてそのままのインテンポで明瞭なリズムを刻み、いつものストコらしさも無い直球勝負。この牧歌的な曲を何故に。。響きよりメロディだけで突き進んでいく感が強く、しかも全楽章、最後までこの調子で突進していくのだ。つまりはトスカニーニ流儀を意識し過ぎているのである。だれずに集中力を維持し続けている点聞きづらさはないが、この曲を知っている向きはのけぞること必至なこのテンポ。ノイズキャンセルがしっかりなされていて音は悪くない。

マーラー:交響曲第6番「悲劇的」

○ホーレンシュタイン指揮フィンランド放送交響楽団(WME,DA/CD-R他)1968/9/21live

悲劇的の演奏には定評のあった、マーラーの大曲ではクレンペラーと肩を並べる堅牢で構築的な録音を遺したホーレンシュタインのこれはかなりいいほうの演奏。後年けっこう間延びした緩い演奏もした人だが、ポテンシャルの高いオケを使っていることもあり集中力の途切れない厳しく男らしい音楽が続く。中間楽章にはやや潤いが足りないが両端楽章の威容は聳え立つような、1楽章は特にこなれた解釈が冴え渡り聴き応えがある。人工的な構成でテンポ設定など難しい音楽だが緩徐主題など無味乾燥にもロマンチシズムにも偏らず違和感の無い模範的な表現でぐいぐいと引っ張っている。VOX録音のVSO時代はまだウィーンで活躍していた頃の情趣が別の魅力を発揮していたが、ここではとにかく冷徹な峻厳さが支配しており、そこで更に何かを言っている、クレンペラー的と言ったのはまさにそこのせめぎあいが「ここでは成功している」というところで、クレンペラーでもライヴ録音では失敗があるのと同様ホーレンシュタインでも正規録音では詰まらない地味な演奏に堕しているものもある、この演奏の終演後の反応のよさはムラのある指揮者のここでは成功していることを裏付けている。ただやはり、緩徐楽章など平板で魅力はない。○。webで配布されている音源は日付が明確ではないが同じと思われる。
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