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ルーセンベリ:バレエ組曲「街のオルフェウス」

○スヴェトラーノフ指揮スウェーデン放送交響楽団(weitblick)1983/1/14live・CD

スヴェトラはこういう音楽が好きだったんだよな。アメリカ音楽の大衆性をスウェーデンの風土に同化させたような舞踏音楽で、ルーセンベリらしい作品だけれども、それをまたズシャズシャ楽しそうにやる。決して軽快さはなく激しい音出しが好悪あるとはおもうが、曲を損なっていることは決してない。
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シェーンベルク:浄夜(弦楽合奏編)

○ストコフスキ指揮ヒズ・シンフォニーオーケストラ(guild他)1952・CD

わかりやすい。確かに弦楽合奏としては最初からバラケがみられ現代の精度からすると失格、というところもあるのだが、ロマンティックな内容を分厚い響きでうねるように表現していく、シェーンベルク特有の薄い響きとブラームス的構造のアンマッチをそういうものでカバーしていくのは、やはりストコの腕というよりほかない。曲の魅力がわからない、という向きには勧められる。ただ、録音は古い。○。guild盤、私のプレイヤーだと飛ぶ場合があり、PCなど専用機ではないものにかけるとうまく再生できない可能性あり。長い収録時間の最後の長い曲だからか。

ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第8番

○ボールト指揮LPO(WME:CD-R)1972/12/10live

同日の「ヨブ」のメインプログラムとして演奏されたもの。録音状態については「ヨブ」の記事を参照。モノラルで茫洋としている。演奏はボールトらしく、RVWを知り尽くした要領のよさが感じられるが、ところどころ重い。とくに終楽章が重すぎる感があり、交響曲全体としてのバランスを考えるとそういう解釈でいいのかもしれないが、荘重に始まり軽快に終わるRVWにしては嬉遊的な曲なのだから、スピードは少し上げてもいいかと思った。スタジオ盤よりも重く感じた。○。

ラヴェル:弦楽四重奏曲

○ルーマニア放送四重奏団(ardmore:CD-R/electrecord)1950年代後半・LP

すっきりしたラヴェルだ。まだ初期の扇情的な部分の残っている作品だが、デフォルメがなく、音も綺麗。ニュートラルという言い方にはネガティブな意味が含まれるような気もするのでそうは言わない。前時代的なロマンティックな面白みは無いが同じく前時代的な即物主義の感じも無い、万人が納得できる演奏だろう。○。

グラズノフ:交響曲第5番

○ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィル(vibrato:CD-R)1979/5live

録音状態だけを言えば○はつかない。いわゆる膝録でバランスが極端に悪く(無理にステレオで録音しないほうが音響がまとまったろう)それがデジタル化にさいしキンキンした音にされてしまって、非常に聞きづらい。演奏自体は他録にくらべ熱気がすくないように思う。終楽章など落ち着いている。落ち着き過ぎている。バランスの悪い録音のせいで緻密にポリフォニックに組み込まれたソロ楽器の走句が、通常は聴こえないような断片的なものが聴こえてくるのは面白いが、「こんな聴こえない部分に半音階的なわけのわからない難しい技巧をつぎこんでるのか」とグラズノフのマニアックぶりに首を傾げてしまうところもある。いずれ、これもマニア向け。コレクター向けの観賞に値しない盤である。

ヴォーン・ウィリアムズ:仮面舞踏劇「ヨブ」

○ボールト指揮LPO(WME:CD-R)1972/12/10live

ボールトのヨブのライヴは他にもあるが、この時期でモノラルとは恐れ入った。しかも茫洋として籠って鑑賞に耐えない。演奏自体はさすがボールト、田園交響曲の叙情と4番から南極交響曲に引き継がれる色彩感を併せ持つ過渡期作品であるこの曲のオーソリティぶりを発揮して、適所適切な表現をもってRVWの弱点をも隠す堂々たるものだ。RVWはシンプルだ。書法は敢えてシンプルを狙ったところがあり、和声的にはマンネリ、だから演奏によっては素直に鑑賞してられないくらいセミクラシックなしろものにでき上がってしまう。重厚さや新奇さが表れた時にそれ以外のシンプルなものとどう調合するか、ボールトは前時代的な、ブラームスをさばくようなやり方によって結果的にとても上手に融合させている。そこがいい。RVW入門にはややきついところもある作品だし、録音も悪いので、ほかの作品や、せめて正規スタジオ盤を聞いてほしいが、すれっからしはコレクションしてもいい盤か。

シチェドリン:ピアノ協奏曲第2番

○ペトロフ(P)スヴェトラーノフ指揮ソヴィエト国立交響楽団(venezia/melodiya)1977/5/12live・CD

焦燥感溢れる楽想に対し、線的に音を並べていくだけの感のあるピアノ、断続的かつ現代的だがどこか前時代的な趣をはらむオケ部、ジャズのイディオムを導入したのはわかるのだが正直快楽性を孕むジャズの特性を生かしきれてるとは言えないところ含めて、私は余りこの曲が得意ではない。ただ、ペトロフなので指は極めてよく回り、曲の要求するスタイルにマッチしており、このてのゲンダイオンガクが好きな向きには勧められる。いかにもソヴィエトのゲンダイオンガクだ。2012年veneziaがラフマニノフやプロコフィエフなどと集成したCDに収録。

ファリャ:バレエ音楽「三角帽子」第二組曲

○マルケヴィッチ指揮聖チェチリア音楽院交響楽団(eternities:CD-R)1952/5/29live

冒頭からいきなりなし崩しのバラバラでがっくりするが、音の雰囲気はよくイタリアオケのいい部分が次第に出てくる。主題が再現されるころにはしっかりアンサンブルになっている。それほどテンポは上がらないが二楽章のリズムの切れもいいかんじだ。ねっとりした三楽章も壮麗な広がりを見せていて、高弦や管楽ソロにはやや稚拙さを感じさせるところもあるが、後半は派手な盛り上がりが出来る。モノラルだがカラフルで、トスカニーニを思わせる勢いが楽しい。とにかく技術的にはかなり問題はあるが、楽しめてしまったので○。客席反応はいい。

ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」

○レナー四重奏団(COLUMBIA他)1932・SP

CDになったことがあるが付録のようなものだったと思う。美しいボウイングで纏綿としたところもあるけれども基本は溌剌と、過度の思い入れのような表現はなく直線的につづられる。技巧にかんしては申し分なし、さらにこの曲はファースト偏重で旋律音楽になりがちなところしっかり各パートが噛み合ってアンサンブル能力の高さを示しているところも特記すべきか。○。

ハチャトゥリアン:ピアノ協奏曲

○イェメリーク(P)クリマ指揮チェコ・フィル(supraphon)1960/11/7-9・CD

演奏はやや地味目か。というか、曲が余りに古風で特徴に欠ける。すでに以前この曲について書いたとおりで、重ったるいロマンチシズムすら感じる。○にはしておく。ステレオ。

ハチャトゥリアン:バレエ組曲「ガヤネー(ガイーヌ)」

○作曲家指揮カルロヴィ・ヴァリ交響楽団(supraphon)1955/9/15live・CD

オケは若干甘い。曲間にいちいち拍手が入るのも興をそぐ。おそらく新発見の音源だが通俗的にまで知られたガイーヌに求められるレベルを達成できているかどうか・・・ライヴなので仕方ないか。バラの乙女の踊り、子守唄、アイシェの踊り、ゴパーク、剣の舞、レズギンカ。興奮度が低いのだ。

ハチャトゥリアン:組曲「仮面舞踏会」

○作曲家指揮プラハ放送交響楽団(supraphon)1955/9/21-22・CD

LPで出ていたものと同じと思われる。やや演奏的には甘く楽器によっても出来不出来があるようにおもう。総じて管楽ソロは素晴らしい。ワルツ、夜想曲、マズルカ、ロマンス、ギャロップ。

ハチャトゥリアン:祝杯

○作曲家(歌・P)(supraphon)1950/4/27プラハ・CD

三曲連続で録音されたもののようである。おそらく未発売ではないか。エレヴァンの春同様、ピアノはまあ聴ける、歌は達者。そんなところか。

ハチャトゥリアン:エレヴァンの春

○作曲家(歌・P)(supraphon)1950/4/27プラハ・CD

なかなかいい声でピアノはちょっと心もとないが楽しめる。おそらく新発見音源か。

ハチャトウリアン:歌劇「ガヤネー」より剣の舞(ピアノ編曲)

○作曲家(P)(supraphon)1950/4/27プラハ・CD

おそらく新発見音源だと思う。民謡民謡したリズム取りはなく直線的で、プロピアニストではない作曲家らしいテンポ取りリズム切れの甘さがなんとなく感じられる。面白い!というものではないが、資料的価値はあるだろう。

ブラームス:交響曲第3番

○トスカニーニ指揮NBC交響楽団(放送)1946/3/31

音源が怪しいのであるいはデータは違うかもしれない。音はノイズまみれで音場も狭く、悪い。演奏は溌剌として聴きやすく、オケもきびきびと動き、3楽章ではしっとり聴かせてくれる。トスカニーニのブラームスは過度な思い入れは無いが必要十分の音楽の魅力を引き出しており、音さえよければ万人向けの演奏として推奨できよう。この演奏がライヴだとすれば演奏精度的にもすばらしい。○。

レスピーギ:ローマの噴水

○バルビローリ指揮NYP(artone他)1939/2/21・CD

バルビの噴水はデータが混乱しているが一録音しかないのでご注意。artoneなど近年の復刻は物凄くリマスタリングされていてノイズがカットされ音は人工的に整形されてほとんど最近の録音のような印象を受けるが、バルビに人工的な音は合わないのでそこをどう捉えるかは一つ問題としてあるだろう。だが鑑賞に堪えうる音としてこういうやり方はありだろう。実際リマスター音源だと瑞々しく溌剌とした壮年期バルビの芸風がいちだんと引き立って聴こえ、ノイズ塗れの音では味わえないレスピーギ的な絢爛豪華さをちゃんと認識できる。オケの技巧もしっかりしていることがわかるし、バルビは決してグズグズにする指揮者じゃなかったことが再認識できる。いろんなレーベルから出ているSP音源だが、敬遠せずこってりリマスタリングされた盤も試していただきたい。あっという間に聞き終えた。○。

フランセ:ギター協奏曲

○セグレ(G)ハンス・リヒター指揮南西ドイツ室内管弦楽団(wergo)CD

長ったらしい。フランセの滅多に見せない硬派な部分が出て面白いかと思いきや、極度に単純化された書法のうえで晩年に常套的な和声やリズムが飛び交うのは同じ。ギター協奏曲なのにギターに超絶技巧を要求するではなく旋律をつまびかせ、バックはギターの撥音にピチカートで対応するという何とも言えない「全部ギターでよかったんじゃないの」的な印象も持った。使用した楽器の特異性という意味で価値ある作品かもしれないし、もっと簡潔なら意地悪な感想を持たなかったかもしれないが、可もなく不可もない作品。演奏はちゃんとしている。

ウォルトン:管弦楽のためのパルティータ

○バルビローリ指揮ボストン交響楽団(BS)1959/1/31live・CD

協会盤。同曲含めDAで29、30日ライブというのが既出だが、このCDは30、31日のライブとなっており、アナウンスからして同じものと思われる。則ちこれはDAで30日とされていたものだろう。派手にブラスがぶっ放すタイプの曲にボストンは向いている。心なしか木管にせよ弦にせよ乗っている。この組み合わせでシンフォニー聞いてみたかったな。記録としてはこの客演期間にはヴァイオリン協奏曲も演奏したらしい。伴奏にも定評あったバルビローリ、どこか発掘してくれないだろうか。○。

ディーリアス:楽園への道

○バルビローリ指揮ボストン交響楽団(BS)1959/1/31live・CD

協会盤。同曲含めDAで29、30日ライブというのが既出だが、このCDは30、31日のライブとなっており、アナウンスからして同じものと思われる。則ちこれはDAで30日とされていたものだろう。演奏はややねっとりしているが、ぎごちなさも感じるのはこのての曲に慣れていないからだろうか。○。
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