チャイコフスキー:交響曲第5番

○クーセヴィツキー指揮NYP(whra)1942/3/1live・CD

クーセヴィツキーがニューヨーク・フィルを完全に掌握し、ぎしっと引き締めて表現させたなかなかの演奏。細部は分離が悪く聞き取れないが、メンゲルベルクのようにポルタメントをかけ過ぎてメロメロになることはなく、特に前半楽章でテンポの極端な変化が目立つものの、うまくコントロールして完全に板に着いているので違和感はない。雄渾で誠実であり、クーセヴィツキーの得意な曲目であることを改めて認識させる。オケの上手さ、統率の良さに驚いた。この人は時たま豪速球を投げるだけの演奏をするので。。○。
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ディーリアス:ヴァイオリン協奏曲

○ゲルレ(Vn)ツェラー指揮ウィーン国立歌劇場管弦楽団(westminster)1963/6・LP

ディーリアスらしい曲に、ディーリアスらしい演奏。やや単調で技術的に不安なソリストではあるが、だからこそ見えてくる曲の不可思議さが何とも言えない。調性の不安定さが山場の無い不思議な協奏曲に更なる不思議を加え、ただ時の過ぎゆくままに浸りこむ事のみディーリアスを理解できると思わせる。起承転結付けず、響きと動きで聞かせていくのがこの曲にはあっているのだ。○。

プーランク:田園コンセール

○ギレリス(P)コンドラシン指揮モスクワ・フィル(eurodisc)1962live・CD

ライブだけあって音は悪い。しかし抜けは良くレンジも広い。ギレリスの固い音が曲の洒脱さをプロコフィエフ的な方向へ曲げてしまっているようにも聴けるが、ギレリスが冴え渡っているわけでもないのだが、そういう大規模な音楽として聴ける。いわば、ヒステリックなたぐいの。旋律がいずれも演歌調に聴こえるのは気のせい気のせい。
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