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プロコフィエフ:交響曲第6番

◯チェリビダッケ指揮スペイン放送交響楽団(eternities:CD-R)1972/12/10マドリードlive

重々しい一楽章、ショスタコーヴィチを聴いていると勘違いしそうなほど深刻に、深層を抉る二楽章、チェリは5番よりこちらのほうがあっている。三楽章の突然の楽天的なフレーズも聴くうちに強制された歓喜にすら聴こえてしまう。突っ走って終わり、という演奏もある中ここではきちんと各部分を分析して立派な交響曲の〆として描ききっている。最後の深刻な延ばしから末尾のキッパリした切り方もなかなか。
オケなかなか。
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ティペット:交響曲第2番

◯ボールト指揮BBC交響楽団(WME:CD-R)1958/2/8初演live?

四楽章からなる立派な交響曲だが、何度か聴かないとホントの良さがわからないかもしれない。叙情的なフレーズが高音で爽やかに奏でられるかと思ったら不協和音に彩られた現代的な音楽に突入する。コープランドの交響曲を思い出した、が、これはもっと複雑でわかりにくい。ボールトは機能的なオケを使ってやりきっているが、なにぶん初演記録と思われる。もっといい演奏の記録はあろう。自演もあるはず。プチプチ雑音あり。

プロコフィエフ:交響曲第5番

◯チェリビダッケ指揮トリノ放送交響楽団(opus arte)1970live・DVD

指揮台の上で踊るようにピシピシ振っているチェリの感情の迸りをメリハリのある表現で音に変えているオケもなかなかのものだ。技術的な難点はあるが、映像込みで聴くと音が絵に補完される、といった現象が発生し気にならない。弦、テンポが流れて走りそうになるところはちょっと気になった。映像はよくレストアされている。音はやや古びたモノラル。

ヒンデミット:ホルン協奏曲

◯デニス・ブレイン(hrn)作曲家指揮フィルハーモニア管弦楽団(EMI)1956/11/19・CD

曲は先細りするような形態をとっており、その先のほうで逆にソリストが腕をふるう。ブレインは技術的には何も言うことがない。力強いわけでは必ずしもなく美しく良く通る音を操りオケと組みあっている。◯。

ウェーベルン:6つの小品

◯ブーレーズ指揮モスクワ音楽院交響楽団(melodiya)1990/3/5・CD

オケのせいか感情的な感もある。力強い。マーラーを必要最小限に削り落としたような曲。放送用録音とのこと。ペトルーシュカと海とのカップリング。

アイヴズ:交響曲第2番

◯バーンスタイン指揮バイエルン放送交響楽団(DG)DVD

巧緻なオケが本気で取り組んでいる、このある種薄っぺらい曲に(およそ古き良き時代のアメリカ人の脳みそを覗いて片端から賛美歌や民謡や俗謡を取り出しては弾き吹くだけ)、それだけで観ておく価値はある。中間楽章など演奏によって助けられている、深みを得ている。比較的テンポをいじらないのも安定感につながっている。しかし聴くにつけ、終楽章を聴くための曲だなあ、というような出来の曲。アイヴズの現代性を浮かび上がらせるためにもう少し不協和な響きを強めに出して欲しい、というのはバーンスタインである以上無理な注文か。途中振るのをやめたりした挙句の最後の大不協和音、、きっちり短く切っている。ブラヴォが飛び交う。この曲はバーンスタインが復活初演しており、作曲家は自宅でラジオで聴いたようである。バーンスタインによるイントロダクションも収録されている。

ヒンデミット:今日のニュース序曲

◯フレイタス・ブランコ指揮ポルトガル国立交響楽団(strauss)1961/11/25live・CD

忙しない新古典主義の曲だがオケはきちっと応えている。意外なほどしっかり弾けていて、求心力のある指揮者だなあと思う。序曲だけなのでわずか7分程度だけれども、フレイタス・ブランコのドイツ曲もなかなかいける。◯。

コルンゴルド:組曲「から騒ぎ」

◯プレヴィン指揮LSO(DG)1996/6・CD

第二曲から第五曲までからなる。多彩で巧みなコルンゴルトの腕が過不足なく発揮されている。リヒャルト・シュトラウスを彷彿とさせたと思ったら新古典的なフレーズが連なり、ホルンなどソロ楽器が見せ場を作り楽しげな雰囲気を醸す。演者は素晴らしい。あまりウィーン風過ぎてもコルンゴルトの現代的な部分がギクシャクしてくるのでこの位でいいのだ。

ヴォーン・ウィリアムズ:タリスの主題による幻想曲

◯ストコフスキ指揮NYP(guild)1962/3/3live・CD

レガート、レガート。波のようにうねりまたは囁く。この音源には先行して一日違いのものが二種あり、記載ミスを疑ったが、今のところどうとも断言できない。感動的な演奏の前にそんなことなどどうでもよくなってしまう。録音はこんなものか。悪くはない。クライマックス後によれて、音量が半減するところはマイナスか。

アイヴズ:答えのない質問

◯バーンスタイン指揮NYP(DG)1976/6/4live・DVD

ロイヤルアルバートホールでの実況。裏青のライヴとは録音日が近似しているが一応別とみなす。こういう曲は映像があるとよく理解できる、とは思うがやはりきっちりした解釈で舞台上の配置も特にいじることなく、視覚的効果は与えていない。親しみやすさの点では素晴らしいのでご興味があればどうぞ。

マーラー:交響曲第6番「悲劇的」

◯ドラティ指揮CSO(ritardondo:CD-R)1968/1/4live

一部欠落・プチ雑音あり。ドラティの悲劇的はドラマチックで素晴らしい。シカゴ響の機能性はドラティのうねるような力強さにこたえている。どの楽章もおすすめだが、やはり四楽章が弛緩せずキレよく演じきっているということでおすすめか。ドラティの悲劇的でも技術的に充実した記録(音外しなどあるにはあるが)。ラストは鮮烈。

ウォルトン:交響曲第2番

◯マッケラス指揮LSO(EMI)CD

冷徹に感じた。感情なくオーケストラという楽器をフル回転させてただ壮麗に響かせている。録音が良すぎるのかもしれない。曲に問題があるのかもしれない。しかしほんとに、惹かれなかった。

マーラー:交響曲第6番「悲劇的」

◯アバド指揮BPO(DG)2004/6live-CD

颯爽としたテンポで粘らずさっさと進むのはいささか面白みを欠いているように思うが、響きや音量で変化を付けているので即物的な感じはしない。オケの内声が豊潤に鳴り響き、細部まで磨かれているのはなかなかのものだ。一楽章提示部繰り返しありで二楽章アンダンテ、敢えて古典的な構成で、ロマンティックな部分を抑えた古典的な解釈を目指したのだろうか。四楽章はもう少しメリハリがあると楽しめた。
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