ワグナー:ニュールンベルクのマイスタージンガー序曲

ピエルネ指揮コンセール・コロンヌ管弦楽団(odeon)

端正な指揮ぶり(颯爽とリズムよくテンポも一部見栄を切るようなところはあるが基本揺れず)終始明るい色調のオケの響きも好ましく、構造的な作品の見通しを非常によくしていて、ワグナーがコルトーなどにどう熱狂的に受け容れられたのかがわかる演奏。序曲全曲であることにも意味がある、、、ワグナー楽曲の完璧な構成をきちんと伝えたいのだ。最初少しテンポが前に流れそうになるがほぼ一貫してきちんと組み上がった演奏というふうで、むしろ中欧の演奏の方がデリカシーも楽曲分析もろくにされていないただ主情的で濁ったものに思えてくる。曲が近代音楽史に燦然と輝く完璧な管弦楽小品であることもあるが、とても気持ちがよく、聴いている間はこれこそマイスタだと思ってしまった。SPによくある性急なところも全くない。これはきちんと現代の耳で聴けるものだ。
関連記事
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

プロフィール

岡林リョウ

Author:岡林リョウ
FC2ブログへようこそ!

検索フォーム
リンク
カテゴリ
TAG

ストコフスキ 四重奏団 フィテルベルク ミュンシュ トスカニーニ コンドラシン バルビローリ 作曲家 モントゥ アンセルメ 作曲家演奏 ブール エネスコ ガウク ミトロプーロス ロスバウト サージェント オイストラフ フランセ ワイエンベルク ORTF アンゲルブレシュト サモスード デゾルミエール イワーノフ ゴロワノフ ムラヴィンスキー ピエロ・コッポラ モイセイヴィチ ベーム セル クーベリック カルミレッリ シュヒター バーンスタイン ビーチャム パシャーエフ ツィピーヌ アルベール・ヴォルフ パレー ウォレンスタイン アラール オーマンディ サモンズ 山田一雄 ロストロポーヴィチ シェルヘン モートン・グールド ギレー モイーズ 

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード