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ドビュッシー:神聖な舞曲と世俗的な舞曲

ラスキーヌ(hrp)コッポラ指揮管弦楽団(gramophone/lys)

SP期に信じられないほどの大量録音を成したピエロ・コッポラのドビュッシー山脈より。コッポラはフランスの指揮者にしては隈取りの濃いはっきりした表現をする。颯爽としたテンポというか、メトロノームテンポというかどうも一本調子で、フランスの演奏に期待されるものが無い場合も多い。この曲も起伏がデジタルで、音色は後退するが、そのぶんラスキーヌの例えようもないリリシズムが浮き立っている。まったくデリカシーのない野太い音の奏者というイメージもあるのだが、ここでは若いのにむしろ優しく繊細な演奏ぶりで、ただ美しいだけではない音色表現が、天賦の才能をも感じさせる。

マリ・クレール女史だったか、音楽院の扉外で父ジャメ氏とラスキーヌ女史が、何かの解釈について喧々諤々やっていて、耳をそばだてると、ドビュッシーはこう言っていた、いや、私はこう聞いた、などというものであった。しばし感慨にふけったと。ラスキーヌという人はいやはや、晩年まで衰えることなく、新しいイメージすらあるけれども、ハープの近代史そのものだったのだ。
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