ウォルトン:チェロ協奏曲

フルニエ(Vc)作曲家指揮ロイヤル・フィル(bbc)1959/8/23live・CD

ソリストの非力さと技巧面の不安感はともかく、ウォルトンの自演ものにしては流れよく(美しい響きにこだわりすぎることもなく)、オケの実力が補完している面もあると思うが、同曲の演奏としては上位に置ける。曲はウォルトンの協奏曲ジャンルの中では最後に位置づけられ、ヴィオラ協奏曲の渋い部分だけを取り出して円熟した技法とマンネリ化した個性でまとめ上げたようなものだが(派手で冗長なヴァイオリン協奏曲とは対照的)、渋い味わいはオシゴト的な後期作品群の中で図抜けている。最初と最後の冷たく不可思議な雰囲気も個性的で、イギリス近代によくある聴きやすさ重視のようなところは旋律のみに留められ、格が感じられる。録音も良いステレオ。
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