スクリアビン:交響曲第5番「プロメテ~火の詩」

リヒテル(P)スヴェトラーノフ指揮ソヴィエト国立交響楽団(parnassus他)1972/4/3live・CD

最初少し緩いものの、ひたすら力強く派手なオケ、発音が明確過ぎて武骨だが圧倒的迫力のリヒテル、録音の悪さを置いておいてもこれは、全盛期の両者がわたりあった有数の記録。プロメテウスのとりとめもない音楽を、ソナタをやるようにしっかり「ソロとして」音楽的に構成して聴かせているリヒテルに驚かされる。そしてオケとのアンサンブルはアンサンブルでしっかり組み合い、総体としても至極まとまっている。起伏は他録のように大きくはつかず緩急がなく、録音のせいもありひたすらフォルテのイメージだが、弛緩なく最後まで聴かせる充実したものとなっている。響きに無頓着なわけでもなく神秘和音もちゃんと聴き取れるから、ロシアの演奏だからといって馬鹿にはできない。再発を重ねた古くからある盤。
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