ソーゲ:協奏的メロディ

○ロストロポーヴィチ(Vc)作曲家指揮ソヴィエト国立交響楽団(russian disc)1964/1/14初演live・CD

ろくなチェロ協奏曲のない20世紀にあって(プロコとかほんと苦手)、こんな多彩なオケを従えた、ローカル色も酷い個性も技巧ばかりのつまらなさも楽器の性格そのものでしかない渋さもない、さすが職人ソゲというか、題名からして旋律の存在を押し出しているからわかりやすい面もあろうが、かと言ってメロディアスと言うほどでもない。初演を約束されたロストロポーヴィチのあの音色に頼っていないのだ。その超絶技巧を見せつけ続ける書法は小気味良いくらいで、もちろんロストロ先生だからここまで聴かせられるのだが、しかし純粋に「曲として」耳をひきつけてやまない。繰り返しになるがオケ表現が多彩で、時代が新しいなりの新鮮な部分もあるが映画音楽程度に聴きやすく、前衛とはまた違う。そのへんの塩梅もまた良い。ウォルトンもよいが、ソーゲのほうがチェロの魅力を良く知っていると思う。オケも迫力がある。統率も良い。日本帯がつけられ日本盤扱いとしてたまに図書館で見かける盤なので、興味があればどうぞ。
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