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マーラー:交響曲第4番~Ⅳ.(ピアノ編曲)

作曲家(ピアノロール)(teldec/victor/tacet/Preiser/WME他)1905/11/9・CD

ヴェルテ・ミニョン録音の多種多様な自作自演ものはCD時代になってやたらと再発されまくり、マーラーのようにロールしか残っていない人気作曲家については単純に現代ピアノで再生したものから加工も含めて録音時の再現性を高めた(実際はわからないのであくまで想定であるが)ものまで質も聴感も違う。特にLP時代のモノラル録音など現代の耳からすればひどい音で、それを板起こししたものさえあるから始末に負えない。

但し、ピアノロールはあくまでパンチ穴に記録された「音」である。もともと残響は記録されないし、音色は再生するピアノ次第、強弱程度はわかるが繊細なタッチは脳内で補うしかなく、機構上どうしても「よたって」しまう。それらの補正にも限界がある。参考資料として、あるいはマニアが愛好物として楽しむのであれば、いくつか原盤・環境(楽器等)・録音補正違いのものを購入するのもよいが、私はコンドン・コレクションの最初の青いCDをはじめ四種が限界であり、それで十分満足している。過度な補正などはむしろもともとの演奏から離れる可能性もあるのは流行りの補正盤同様。評価の高い近年のもの(TACETのスタンウェイによる残響の大きい盤、Preiserのマーラー愛器ブリュートナーによる盤)は楽しめるとはいうがそういう意味で未入手。所持盤もそれぞれで、最近のWME(CD-R)などひどくよたっていて聴くのが辛いが、ドビュッシーのものにも感じられる「オールドスタイル」、もともと音楽自体の示すままに、今の耳からするとよたったようなテンポをとっているところはあろう。歌謡的な大ルバート(歌曲楽章だから歌謡的なのは当たり前だが)、大仰なアルペジオ、性急なテンポなど、名の通ったレーベルの盤であれば十分わかるし、あんまり高額出さなくてもいいです。

一個のピアノ曲として劇的に演奏している面もあろう。マーラーの指揮スタイルはかなり揺らすものであったという説もあったし、古臭い、おかしい、というほどでもない。そのスタイルはこの曲より、5番1楽章のロールではもっとしっかり伝わります。こちらもやたら再発再録音がある。これに加え「若き日の歌」~緑の森を楽しく歩いた、「さすらう若人の歌」2~朝に野辺を歩けばと計4曲を同日一気に録音したのが自作自演全記録。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm14570709

youtube(全4録音)
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