シャンペイユ四重奏団のラヴェル(SATURNE盤)はどうにかしてほしい件

シャンペイユ四重奏団のラヴェルといえば54年録音が何度もCD復刻されており、カルヴェのもとで大胆に演奏してきた曲を、ファーストとして自分の楽団で録音した結果、そのカルヴェ四重奏団のスタジオ録音を上回るような面白いものが出来上がった(だいぶ前に書きました)。

念願叶ったのはこの録音が最初ではない。50年頃、SATURNEというレーベル名で、単曲のEPサイズの盤が出ている。これは非常に数が少ない(とされている)。

そのレア盤の売買がかねてより異常な様相を呈している。

最低550ドル。ebayでは最高2000ドルで落札!

先週もebayに出た。推移を見守ったら、昨晩840ドル弱で落札されていた。この短い曲、しかも再録音され(理由があるはずである)、ほどほどに普及しているものが。骨董品扱いにも程がある。

盤鬼は買うのだろうか?

確かに中古盤というのは極端で、少し前までは中古LP屋に行くと、数千円の盤の詰まった「豚箱漁り」するその視界の上方に、壁に飾られたプレミア盤が並んでいて、個人店になると元々売るつもりもないのだろうが数万円数十万円なんてものも普通にあった。

むろんアナログ盤には「刷り」によって良い悪いがあって、アナログ盤特有のパチパチノイズが入らないと期待される無開封盤とか、まったくのプライヴェート盤、録音自体は有名だがその国のそのレーベルで出たものが一番音がいいとされているものなど、極端なプレミアがつくのには理由がある。CDに満足できない、復刻に満足できない人が求めることもあるだろう。

だが、この盤、ウルトラプレミアとされているわりに市場によく出る。ネットオークションの過去ログサイトを見てみるといい。ここ10年くらいで何度も出ている。10年なんて盤鬼にとってはあっという間だ。

それに、プレミアがつくのなら一度くらいCD(何らかの権利が問題ならプライヴェートRでいい)復刻されてもいいはずだ。

これはどうにも、解せない盤鬼の闇の世界である。

SPなら骨董価値認めていいんだけど。

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