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ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」

シルヴェストリ指揮ORTF(EMI/warner)1957/7/9,12(もしくは12/9-11)・CD

シルヴェストリの旧録だがモノラルにも関わらず豪華重量盤LPで新発売されるなど人気がある。ライヴを含め知る限り3つある録音のうち、これだけ古い版を使っているそうで、ホルンの本数など違っているとはいうが、旧版がとりわけ良かったわけではなかろうし、これだけ評価されるのは不思議ではある。

シルヴェストリらしい軋みや灰汁のある演奏で、オケも技術にバラつきがあり木管は巧緻な表現と鄙びた音色の差が極端、ブラスやパーカスはあけっぴろげで強烈だが弦はわりと非力。そういった緩い地盤にアクセントの強くついた発音により力強くがっしりした構造を打ち立てることにより、若干引いて整えた感もあるが、聴かせる演奏に仕上げている。前へ流れたりその場の情で揺れ動く事はないが、二楽章の感傷的な音楽は他の楽章と対照的で心に染みる。四楽章はとくに設計が見事で、松葉のうねりをドラマティックに提示し、ドヴォルザークはこうやるのだ、という意思をオケに叩きつけている。確かに奇矯なところもあるものの、全般としてはこのオケ相手によく「国民楽派っぽさ」を引き出せたものだ、と思う。全てではないがリズム処理が巧いと感じさせるところもある。ムリヤリな崩しを入れたワルツはどうかと思うが。
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