リヒャルト・シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」


アンゲルブレシュト指揮パドルー管弦楽団(SLS他)1929-30

この時代のフランスの楽団が同時代中欧ものをやると明るく軽い感じがするのは録音用編成のちいささやSP特有の透明感からくるところもあるとは思うが、やっぱり楽団の特性はあるだろう。低音より中高音域が響きの中心となり、立体的に構築されたリヒャルト・シュトラウスの音楽を少し平板にしてしまう。流れで軽く聴き流すには良いが、録音の古さ(ノイズ)もあってそれを楽しむのは困難だと思った。アンゲルブレシュトには後年の構築的な音楽作りにつながるものは余り感じられない。そつなくまとめて(精度は高い)そのままやった、という感じで、この頃の少ないながらも遺されているほかの録音とくらべ、覇気もそんなに感じられない。敢えてこれを聴く意味は無いだろう。
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