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カーペンター:組曲「乳母車の冒険」

オーマンディ指揮ミネアポリス交響楽団(victor他)1934/1

印象派(最盛期ドビュッシー)の影響を強くうけながらもアメリカ的主題・あっけらかんとした響きを伴う旋律を併せ持つ、20世紀前半の米国作曲界にて先駆的役割を果たしたと言われているカーペンター。日曜作曲家ゆえ数は多くないその代表作がこの25分あまりの管弦楽組曲になる。同SPは野村胡堂(あらえびす)氏が紹介されていたが、氏の啓蒙的趣旨において取り上げられた同作に、当時これくらいしか録音が無かったというのが実状であり、とりたてて名演だからというわけではないのは他の同時代音楽の録音についても同様である(ストコフスキーを夥しく紹介されているのもここに理由があろう)。聴くに作品の律動性は聴き取れるが(リズムのキレが素晴らしい)、抒情性を味わうには、音が弱過ぎる。ドビュッシーの夜想曲的な側面からの影響を楽しみたいのに、イベリアですらない無邪気なリズム音楽のみ耳に残る。オーマンディのすぐれた技術はききとれるが、ミネアポリスのオケの古い録音の多くがそうであるように、オケの力量ははかりかねる。そういった演奏である。
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