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ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」

ロジンスキ指揮トリノ放送交響楽団他(SLS)1956/2/2

フルトヴェングラーを想起させられざるを得ないが緩急の付け方が非常に滑らかで恣意的な表現が気にならない。ザッツが揃わながち、いつものロジンスキとくらべオケの統制がゆるい感じもするものの、このオケだから良い方。揺れない(僅かに前へ流れる)テンポに対し急進部の強靱でリズミカルな表現や緩徐部にあらわれる歌心には惹かれるものがある。雑味があったとしても弦楽セクションは褒められて然るべきだろう(三楽章一箇所ポルタメントはこのオケらしいなと苦笑)。木管の音色も美しい。冒頭からブラスがトチる性急な四楽章には賛否あろうがここでも弦楽の歌心が際立って私は好き。緊密なアンサンブルも楽しめる。歌唱もロジンスキ流にのっており違和感はない。終盤の合唱は力強く偉大にひびく。毅然とした、がっちり組み上がったスケールの大きい演奏を好む向きには甘く思われるかもしれない。それを考慮したうえでも飽きさせない解釈ぶりには引き込まれるものがあった。録音はSLSクオリティでノイズが酷い(ロジンスキライヴ録音クオリティとも言える)。
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