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ヴォーン・ウィリアムズ:タリスの主題による幻想曲

ミトロプーロス指揮ミネアポリス交響楽団(nickson)1945/3/2・CD

ピッコロが入ってる錯覚に陥るほど状態は悪いのだが、思いっきり情感をこめて表現されるさまはワルターのライヴを思わせるものがある(ワルター盤に聴かれる強烈な恣意性は無いが)。同曲の無常感をミトロプーロスらしくあくまで前のめりに強靭に真っ直ぐ描き、この弦楽器群の硬くて魅力に欠ける音色でも、持っていかれる部分はある。こういうテンポはほとんど揺れず基本大音量の中でその音量の多少の変化のみで仕立てるスタイルはこの時代珍しくない即物的なものではあるが、同曲にはたとえ棒のような表現であっても明確に音色と響きの変化が伝わり自ずと出来上がる名品としての確固たるものが備わっている。だから、これは決して良い録音ではないし、楽曲の魅力を引き出すたぐいの解釈でもないが、悪くはないのである。
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