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プロコフィエフ:交響曲第7番「青春」

ロジェストヴェンスキー指揮ソヴィエト大放送交響楽団(melodiya/venezia)CD

立体的な書法で簡素に書かれた作品だけに個々のパートがちゃんと主張し、全体はバランスをとってしっかり肉付けする必要がある。旋律だけ流し下支えと分離するようではピンと来ないし、情感に鈍感ではつまらなく、わかりにくい。変な解釈を加えずとも中低音域の楽器が高音楽器を圧するほどに強靭に演奏しているだけで、チャイコフスキー後期交響曲並の大衆的魅力を発揮する。加えロジェストはひときわわかりやすく、ロシア式にのっとって各楽想、音要素を強めに起伏を付けて演奏させる。録音バランスについてそもそも低音が強く(ソヴィエト録音が粗いのはいつものことで置いておくとして)高音楽器が相対的に弱いせいもあるが、構造的に書かれた曲は内声を決して軽んじてはならないという基本を改めて実感させられる、目の詰まった佳演だ。職人型の指揮者がときどき陥っている、自分のやり方に曲を寄せてしまう方法を、ロジェストはとらない。真の万能型指揮者であった。この時代のロジェストは神がかっている。ここでは文化省オケにない力感、技術もメリットとなっている。終わりはガチャガチャを再現しない静かな方をとっており、珍しい。しっくりくる。ステレオ。
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