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ラヴェル:バレエ音楽「マ・メール・ロア」組曲

コンドラシン指揮ORTF(ina配信)1974/11/6放送 live

サラサラと速いテンポで入るが二曲目では木管ソロたちがいかにもロシア流儀でいささかぶっきらぼうに、明確な発音により音楽を積み上げ、その厚い響きの上で弦楽器が歌うなど、コンドラシンらしいところを見せる。テンポは重くならずサラサラ速い。そのテンポは三曲目でも維持されフルートなど少しとちりそうになるが、むせかえるような色彩感はこのオケだからこそ臭くならず、いかにも夢幻の東洋の風景をうつしだす。銅鑼も注意深くバランスを保っており、音楽のデフォルメを避けている。木管の歌い回しにもう少し自由があってもいい気もするが、発音をしっかりさせラヴェルの仕掛けた機械的なアンサンブルをしっかり組み立てる意図もあろう、こんなスリリングな掛け合いがあったのか、など発見もあり面白い。相変わらずデリカシーの無い野太い木管のやりとりが続くが、そのぶん立体的ではっきりした構造を楽しめる。弦楽器は強弱を強めに付けられているがおおむね引っ込んだ印象。ロマンティックな終曲はその楽想に似つかわしい安定感のある響きが耳を惹く。ソロヴァイオリンなど事故や音程ズレが膝を折るが、こういうオケなので仕方ない。色彩感に溢れたフィナーレは粘りは無くあっさりめで客席反応も穏やかだが、中プロだからだろう。
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