ドヴォルザーク:交響曲第7番

セル指揮クリーヴランド管弦楽団(DA)1967/10/6live

ノイズを除けばまったく素晴らしい記録だ。セルの十八番であるドヴォルザーク。録音が古くても新しくても必ず耳を惹き付けることができる完成度を持っている。厳しく筋肉質に仕上げられたオケをドライヴして、ドヴォルザークについてはセルのイメージと異なる情熱的な解釈を施し、この曲の白眉である二楽章には実際にはブラームスから離れたドヴォルザーク特有の旋律とひびきの簡潔さに対して的確な肉付けをし、表情付をし、そこにはセルには似つかわしくない、心に残るものがある。激しい楽章はお手の物、ニューヨークフィルかと思うような分厚さと音の重量感に天性のリズム感が宿っている。四楽章ラストでテンポに大ルバートがかかるなど、主情的なところがライヴ感を煽り大喝采につながっている。正規盤化されているのではないか。
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