フォーレ:チェロ・ソナタ第2番

ジャンドロン(Vc)フランセ(P)(meloclassic)1962/2/13フランクフルト放送セッション・CD

PHILIPS録音がつまらなかったので躊躇していたら廃盤になってしまった。二年前の廉価盤にもかかわらず国内流通はおろか海外で相対的にとんでもないプレミアがつき、まだマシなものを泣く泣く買ったらすぐ着いた。日本国内の業者から普通の発送だった。こういうのは二度目。よくある手にかかったわけである(高い海外送料手数料はまるまる上乗せになったのだ)。このレーベルは権利問題からか廃盤や組み合わせ替えがあるものの、長い目で見れば再販されがちだそうなので、私のような馬鹿な目にあわないよう皆様お気をつけて。

この曲だけが目当てというのは馬鹿な金を払ったものだが、曲自体を久しぶりに聴いたので比較して印象を語ることは難しいものの、まるきり違うのである。今回は感銘を受けてしまった。スタジオ録音とはいえ放送目的のおそらく一発録り、それにしては技術的瑕疵は皆無でカラヤンかというくらいの精度。一縷の隙もないのはフランセのピアノでは当たり前だがジャンドロンの技術、それに音色のあやめいたさまも好みである。フォーレのような「旋律音楽」はドラマティックに振れるやり方が常套手段になりがちなところ、これはまた品が良く、アンサンブルも余裕からかピリピリせず、全体として優美である。録音も素晴らしいステレオだ。正規音源より良いかもしれない。おそらく復刻されるだろう。
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