デュティユー:交響曲第1番

デゾルミエール指揮ORTF(ina)1953/10/18live

1951/6/7初演記録はORTF記念盤CDでもina配信でも出ている。こなれた感がするのはそのせいか。デゾルミエールにはどうも無味乾燥あるいは客観的&中庸のイメージが強く、一連の戦後ina音源が出るまでは手を出さない主義だった。inaが収集した音源は状態にバラツキがあり、これは撚れたりノイズがぱちんと入ったりと、良い録音とは言えない。また、オネゲル臭い構造的な書法の部分は明確に聴かせ、現代的なしんとした空気の場面では冷たく制御し、案外と起伏を作り出そうとして成功している。美しくも長々しい曲なのは仕方なく、同世代のシンフォニー作家の中では世界的にも抜きん出た才能はあると思うが、少し解釈者が手を入れる必要もある作品なのかもしれない。Amazonデジタルで入手可能(バレエ曲抜粋とのカップリング)。
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