スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番

サペルニコフ(P)チャップル指揮エオリアン管弦楽団(apr/pearl他)1926初録音盤・CD

録音メロメロ、オケ重くて音つぶれまくりだが、しかし、それでもこのロマンティックな起伏の説得力、引き込む力は何だろう?かつてこの曲はルバートを多用する奏法が施されていた、同時代ではすくなくとも「こう」であったのだ。ピリオドでやるというのなら、これは規範たるべきものになるだろう。その上に乗ってくるサペルニコフがまた「違う」のだ。大仰なしぐさはせず颯爽と、何でもないかのように指を回し続け、音楽の流れに乗って、いや、要所要所おさえつつ音楽のスムースな「流れ」を作り上げていく。そのスタイルはラフマニノフに似ている。この人のことをよく知らないが、ショパン弾きなのではないか?舞曲リズムの絶妙なアクセントの付け方は凡百奏者が普通にやってはできないものだ。そもそもサペルニコフは若い頃チャイコフスキー自身の指揮のもと同曲を演奏しているのである(録音が残されている奏者としては唯一とされる)。アンマッチなのにしっくりくるコンビ、いかにもイギリス風のオケ、格調あるソリストの音色に曲の臭みは取り去られ、ロシアの協奏曲にすら聴こえず、ここまで自然に調和してなお、技巧のすぐれたさまをも聴き取れる。年はとってもまったく衰えなかったのだろう。省略などあるだろうがそれでも佳演だと思う。パブドメ音源なのでネットで探せば聞ける。
関連記事
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

プロフィール

岡林リョウ

Author:岡林リョウ
FC2ブログへようこそ!

検索フォーム
リンク
カテゴリ
TAG

ストコフスキ 四重奏団 フィテルベルク ミュンシュ トスカニーニ コンドラシン バルビローリ 作曲家 モントゥ アンセルメ 作曲家演奏 ブール エネスコ ガウク ミトロプーロス ロスバウト サージェント オイストラフ フランセ ワイエンベルク ORTF アンゲルブレシュト サモスード デゾルミエール イワーノフ ゴロワノフ ムラヴィンスキー ピエロ・コッポラ モイセイヴィチ ベーム セル クーベリック カルミレッリ シュヒター バーンスタイン ビーチャム パシャーエフ ツィピーヌ アルベール・ヴォルフ パレー ウォレンスタイン アラール オーマンディ サモンズ 山田一雄 ロストロポーヴィチ シェルヘン モートン・グールド ギレー モイーズ 

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。