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リヴィエ:交響曲第3番

ツィピーヌ指揮ORTF(pathe)

構造的な協奏作品として人気曲だが録音は少ない。4つの楽章がまったく違う表情を示す。ミヨーからいきなりショスタコーヴィチになったりする。しかし聴いているうちそのどちらでもないことがわかる。音は似ていても書法は簡潔明快かつ、少し世俗的な親しみやすさをもつ。オネゲルは次世代の有望な作曲家の中にリヴィエの名も挙げたが、技巧的にすぐれた作曲家は必ずしも込みいった複雑な作品は書かない(たとえばドイツの近代作曲家のような)。オネゲルの期待した作家はいずれもその系譜にある。曲は残念なことにどんどん暗くなっていって不穏に終わるから一楽章で心を掴まれた向きは期待しないで聴き続けることだけれど、新古典主義時代のストラヴィンスキーのわかりやすい部分を取り入れたかの如く対位法的な四楽章にいたっては、それはそれで楽しいと頭が切り替わっていることだろう。演奏はツィピーヌらしい引き締まったアンサンブルに終始する。しばしばしょーもない演奏もするフランス国立放送管弦楽団もここでは一切手を抜かない。一楽章の牧歌ですら薄味にならずしっかり田園風景を油絵具で描き上げる。演奏プラン的にちゃんと構成された四楽章にもきこえた。
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