ラヴェル:ラ・ヴァルス

ゴーベール指揮パリ音楽院管弦楽団(columbia/vogue)1927/5/7・CD

ラヴェルのこの時代のフランス録音はいずれも何故か硬直したようなテンポや解釈(させない強い力の存在)が多く、作曲家の影が見えるが、これもその例に漏れない。しかしどちらかといえば表出力の弱いフランスオケに強く明瞭な表情付けをし、内声部まで見通しよくまとめ、弦楽器によるワルツ主題は(この時代のオケにもかかわらず)しっかりウィンナワルツ風の抑揚を付けさせており、なるほど、といった発見をすることもできる。早いテンポでとちるのはこの時代のどのオケでもどのパートでも一回は聴かれるものなので、それが10回に増えたところで全体の音の悪さがわからなくさせてくれる。10年以上前酷評していたと思うが、この時代の録音を多く聴いてきて、まったく悪くないと思った。良いと言う程でもない。
関連記事
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

プロフィール

岡林リョウ

Author:岡林リョウ
FC2ブログへようこそ!

検索フォーム
リンク
カテゴリ
TAG

ストコフスキ 四重奏団 フィテルベルク ミュンシュ トスカニーニ コンドラシン バルビローリ 作曲家 モントゥ アンセルメ 作曲家演奏 ブール エネスコ ガウク ミトロプーロス ロスバウト サージェント オイストラフ フランセ ワイエンベルク ORTF アンゲルブレシュト サモスード デゾルミエール イワーノフ ゴロワノフ ムラヴィンスキー ピエロ・コッポラ モイセイヴィチ ベーム セル クーベリック カルミレッリ シュヒター バーンスタイン ビーチャム パシャーエフ ツィピーヌ アルベール・ヴォルフ パレー ウォレンスタイン アラール オーマンディ サモンズ 山田一雄 ロストロポーヴィチ シェルヘン モートン・グールド ギレー モイーズ 

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード