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ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」

マルケヴィッチ指揮ワルシャワ・フィル(accord)1962/1live・CD

マルケの多種ある中で最も凶悪であるばかりか、モントゥーをさしおいてディアギレフ関係者では最高の録音と言われる有名音源だが、現役盤ではなくデジタル配信販売がAmazonで行われているのみである(mp3には向いている、シャープで耳を突く音)。私はうっかり両方手に入れてしまったが自前リッピングより配信のほうが凶悪に聴こえるのでこれでいいと思う。元の音は良くはない。拍手の歪んだ音を聴けば録音レベルが知れる。

スピードと鋭い発音で、自作自演のように変則的なリズムを執拗に正確にとるというよりは、音楽の推進力を重視している。その激しさで押し切っていく感がある。旋律性が重視され、骨皮筋衛門的なストラヴィンスキーの書法が露骨になるのを防ぐべく豊饒な響きと表情付けが施されている。とにかく各楽器がよく主張し、打楽器やブラスはよく吼え、静かな場面では弦楽器が思い切りテヌートで分厚く歌う。だからといってマルケなのでスコアを軽視しているのでもなくオケに技巧を徹底し、自然に聴こえるようになめしているのである。そのストイックさにより原曲の言わんとしているところを作曲家よりも的確に引き出して曝け出そうとしている。とにかくやかましいのは無意味に音楽としての魅力を水増しすべくやっているわけではなく、ただ四角四面にやっていてはコンサート形式の音楽会において形にならないことをわかっていて、飽きさせないためメリハリをつける意味でやっている。バレエ音楽としては過剰すぎて使えないと思う。たしかにこの曲は音楽だけでは飽きるから、これが良い選択だ。聴衆反応は普通。一回性の過剰さを世評は最良ととっているのだろう。
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