ベルク:三つの小品op.6

ブーレーズ指揮パリ音楽院管弦楽団(DOCUMENTS)1966パリlive・CD

ドビュッシーの遊戯と同時に演奏されたようだが、ダイナミックでまるまるスクリアビンの管弦楽曲のようにねっとりした力強いうねりの創り方など、共通するものを感じる。ドビュッシーが作風を前へ向かって今ひとつ固めきれない感があるのに対して、真正面から前衛音楽へ向かう途上の大管弦楽曲ということで、分厚い音同士をうまく繰り合わせて官能的な響きへ昇華させる方法が上手くいっており、まだ全然前衛音楽とは呼べない範囲~このCDで組み合わされたマーラーの範疇~で別世界へ一歩いざなっている(三曲トーンの変わらない少々冗漫な曲なので過剰な期待は不可)。この頃のブーレーズはやり過ぎだから面白かった面はあるが、そのぶんどういう音楽なのかハッキリしておりわかりやすかった。音楽院管は雑味があるぶん迫力で聴かせる。ちょっと最後の打撃がつんのめったがあからさまなブラヴォで終わり。
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