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ラヴェル:ツィガーヌ

ゴーティエ(Vn)ロスバウト指揮フランクフルト放送管弦楽団(meloclassic)1937/6/22 放送スタジオ録音・CD

melo classicを認識したのはこのトラックが含まれるフレンチヴァイオリニスト詰め合わせ一枚で、確か買った記憶がある。しかし他のトラックが守備範囲外の作曲家のものばかりなので、聴く気にならないうちにどこかへいってしまった。代理店を通しても決して高いわけではなかったがDAほど破格でもなく、それなりに考えるべくカタログを眺めるに、揃える骨董音源のあまりのマニアックさにだんだんと「この範囲まで買うなら大枚飛んでいくことになる、範囲を現状維持するならこの一枚だけで終了」という気分になり、結局後者でそのまま敬遠となった。ラインナップ増すら知らずにいた昨年秋、廃盤が続出しているという話を読んだ。えっと見ると最新更新で個人的にとんでもなくレアなアイテムが目に停まった(カルヴェのものである)!やばいこれはDAパターンで突如消滅するレーベルだ!…とまあ、とにかく目ぼしいものを沢山買っているわけだが、ついでにこれも再度買うことにしたわけである。1953年ティボー最晩年の録音やカンデラの珍しい録音など他にも聴くべきところは多い。だが私が最初に目をつけたのは単に、ロスバウトであった。ロスバウトのフランス物がツボだったのである。ゴーティエは幾つか持っているがフランスの奏者に限っても、相対的にははまらなかった。ハッキリ言って荒すぎると書いた覚えがある。この薄ノイジーな骨董音源も果たして、荒いのか。

荒いのではなく凄かった。この人の全盛期はこのくらい昔だったのではないか。他の何者も入り込めない世界を、冒頭からの独奏で創り上げ、そこからトランス状態に入ったのではないかというくらい目覚ましい演奏が始まる。フランス派の音でこんな正確で強靭な表現を自在に行っていくソリストを知らない。録音状態にもよるのだがロスバウトなんて背景画である。どうでもよくなってしまった。ツィガーヌが初めて分かった気がした。
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