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ヴォーン・ウィリアムズ:富める者とラザロの五つの異版

アブラヴァネル指揮ユタ交響楽団(vanguard)CD

アブラヴァネルといって覚えておられる方はいるのだろうか。亡くなってからこちらマーラー全集のことすら口辺に上らなくなって久しい。だがオケに弱みがありながらも強くしっかり引っ張っていくこの人の、どちらかといえば中庸ではあるが、このような曲においての確かな表出力は意識せずとも耳を惹き付ける。フレージングはきわめて丁寧だが滑らかな旋律の起伏を聴かせるたぐいのロマンティックな演奏ではなく、各音符を明確に必要な長さと厚さをもって曳きつけ、ハッキリ重層的に響かせる意思的な演奏であり、楽曲の抽象度を上げるとともに、叫び咽ぶようなことを絶対にしない、一種高潔さをもったヴォーン・ウィリアムズ本来あるべき姿を提示している。この曲を誤解なく聴くには、バルビローリなどよりも向いている。専門室内楽団がやるようにピリピリ厳格な表現ではなく少し古い厚みのある部分も聴きやすい。この曲集ではおすすめ。
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