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オネゲル:交響曲第2番

ミュンシュ指揮NYP(DA)1967/2live

ステレオだが雑味が多くノイジーで、撚れや揺れもある。環境雑音がリアルなのでインホール録音の、しかも舞台に近いのか。時期的にはだいぶ落ち着いて同曲に取り組めている様子で、テンポ設定も遅く、アンサンブルもただ叩き合うのではなく横の流れや響きの広がりに配慮したように感じる。ステレオのせいで拡散的な印象すら与えるが、オケが(本当であったとすれば)ニューヨーク・フィルということもあってボストンより多彩な音が出ている(雑味も出ている)のは特筆すべき事で、一本調子な突進で終わらせるのではなく、こう立体的に、調えながらやるほうが同曲の楽曲として純粋な評価を問えるものにはなるとも言えるか。ミュンシュの晩年感が感じられるかと言えばそうでもなく、弦楽器の「雑に鋭い」アタックは「相手を傷つける気まんまん」。三楽章はやや雑味が強いが、聴きどころであり、やがて明るい響きの饗宴の中にトランペットも突出せず融和してゆき、(客観性が強いとも取れるような)やわらかな幸福感が支配するうちに終演。勝利ではなく幸福感なのだ。ブラヴォが飛ぶ。
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