ストラヴィンスキー:弦楽四重奏のための三つの小品

シレジアン四重奏団(partridge)1992/4・CD

この曲は躁鬱的に激しく、スピーディで、音には一切の曖昧さを残さない、、、という点でこの演奏はなかなか。一楽章はいくぶん民族性がほしいメロディ(?)を持っているが、ここでは後の楽章同様徹頭徹尾現代音楽として冷徹に処理しており、響きに細心の注意が払われている。2楽章にも少し兵士の物語チックな匂いが残るのに、ここでは純粋な響きしか聴こえない。絶望的な3楽章の終わり方は一つの見識だと思う。このCDはストラヴィンスキーとシマノフスキの弦楽四重奏曲全集を謳っているが、この曲はともかく、コンチェルティーノと最晩年のダブルカノンはもっと抽象的。楽団の色彩感の無さが曲の本音を引き出している。とはいえ、どれも短くてよかった、という骨皮筋右衛門。
関連記事
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

プロフィール

岡林リョウ

Author:岡林リョウ
FC2ブログへようこそ!

検索フォーム
リンク
カテゴリ
TAG

ストコフスキ 四重奏団 フィテルベルク ミュンシュ トスカニーニ コンドラシン バルビローリ 作曲家 モントゥ アンセルメ 作曲家演奏 ブール エネスコ ガウク ミトロプーロス ロスバウト サージェント オイストラフ フランセ ワイエンベルク ORTF アンゲルブレシュト サモスード デゾルミエール イワーノフ ゴロワノフ ムラヴィンスキー ピエロ・コッポラ モイセイヴィチ ベーム セル クーベリック カルミレッリ シュヒター バーンスタイン ビーチャム パシャーエフ ツィピーヌ アルベール・ヴォルフ パレー ウォレンスタイン アラール オーマンディ サモンズ 山田一雄 ロストロポーヴィチ シェルヘン モートン・グールド ギレー モイーズ 

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード