プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番

カペル(P)ミュンシュ指揮ボストン交響楽団(DA)1953/3/21live

カペルは同曲にふさわしい攻撃性を秘め、しかし力みすぎず弾きまくる。楽曲に適した、熱過ぎず冷め過ぎずの音を持っていると思う。パラパラ胡麻をまくようなフランス風の軽さも無い。オケは積極的に表に出てソリストとも絡むし主張する。歩調はほぼあっていて、そこにロシア物をやるんだという意識は無く「臭み」が無いから純粋な近現代音楽として楽しめる。ただ、オケは本調子とは言えないところも散見される。弱音部での響きの雑味(弦)、細かい装飾的音符がごちゃっとしてしまうところ、一部わずかにソリストと乖離するところ、ただ、ミュンシュだけはあり力技と言っては失礼かもしれないがそのまま聴かせ通してしまう。ブラヴォで終わるのは協奏曲ではソリストに対するものだろう。音質は推して知るべしのモノラルで雑。
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