シェーンベルク:主題と変奏op43b

クーセヴィツキー指揮ボストン交響楽団(SLS)1944/10/21放送(1944/10/20)live

シェーンベルクが室内交響曲第二番のように調性的な作品に回帰「しようとした」作品で原曲は吹奏楽、これはオーケストラ版の初演である(初演アナウンスがあるので記載上の21日は放送日と思われる)。初期に立ち返るには書法が簡素化しすぎ、これは音に色を籠めないクーセヴィツキーがやっているせいもあるがウィーン時代のローカル色がすっかり抜けて抽象化されて、主題とその半音階的な動きには同時代アメリカアカデミズムに横溢していた晦渋さが滲み、交響曲のように強引にでも聴き通させようという明確な構成を持たない変奏曲という形式を用いた結果、ただダラダラとしてパッとしない音楽になってしまった。
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