サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン

作曲家(Vn)不詳(P)(HMV/EMI他)1903・CD

鈴木清順翁鎮魂、というわけではないが取り上げる。あまりに有名なSP原盤だが(録音は蝋管だろう)演奏自体は手堅くオールドスタイルの踏み外したところは皆無。中年のサラサーテがもはや技巧をひけらかす年ではなかったのもあるだろうが録音時間制約や当時の録音に対する意識が「いつもと違う」演奏を記録させた可能性はある。細かい音はもちろん聴こえず、ピアノを識別することすら難しい局面まであるが、想像力で補って聴けば左手指は回りまくり、きっちり時間通り四角くおさめた職人的上手さに納得する。冒頭こそあっさりしすぎているように聴こえるが一貫してそのスタイルなのである。この復刻(1991)は裏表を返す時に何か言葉が入るのをそのまま入れてあるが、内田百閒の不安を醸す暗喩的想像を掻き立てる程の代物ではない。三音程度の声である。音楽家の声という意味ではチャイコフスキーの方が喋っている。
AUTHOR: サンセバスチャン URL: DATE: 02/24/2017 15:06:49 危ない映画
サラサーテの声は少ししか入ってないのですね。
映画は大学生の時に、映画館で見ましたが、開演前のアナウンスで女性が「ツイゴイネルワイゼン」と発音して、場内に失笑がもれました。
それから25年ほどたって、藤田敏八をしのぶ映画会で、大谷直子のトークショーがあるので行きました。蒟蒻をちぎるシーンや、脈絡もなく一瞬ヌードになるところなんかよく覚えています。
それよりも、大楠道代が原田芳雄の眼球を舐める演技は危ない美を感じさせました。
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