ファリャ:スペインの庭の夜

カーゾン(P)ホルダ指揮ナショナル交響楽団(decca/dutton)1945/9/26・CD

ダットンは痩せてデジダル臭い音に整形されているがリバーブかけると情報量十分。ホルダの色彩的な演奏を楽しめる。作風は古くドビュッシーふうの印象主義的な音楽であり、楽想は多くはないが時に打楽器的なピアノのメロディを通していくぶんはフォルムを整えていくものの、それほど明確な描写音楽ではもともとなくドビュッシーのスペイン語翻案みたいな、新味のない作品だから近代フランスの響きと民族的なリズムのダイレクトな融合っぷりに好き嫌いが別れると思う(私も苦手なほう)。カーゾンのピアノはナチュラルで適度に感情をこめ、ふんぷんとする南欧のメロディーに拘泥することなく、曲をことさらにはピアノ協奏曲のようにしていない。終わり方がブチっと切れるような感じなのは元の録音がそうなのか。構成感のない曲ではである。
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