ダンディ:フランスの山人の歌による交響曲

R.カサドシュ(P)ミュンシュ指揮NYP(columbia/RCA)1948/12/20・CD

LPではそれほど感じなかったが、やはり録音が古くて茫洋としている。カサドシュは三楽章では生硬でたどたどしいというか、腕の鈍りを感じるし、ミュンシュの操るNYPも重く、ひたすら旋律、というより文字通り「フランスの山人の歌」を歌い続ける単線的な演奏に聴こえる。モノトーンに聴こえるのはモノラル録音のせいだけではないだろう。色彩的で透明感のあるフランスの楽団の演奏とは異質で、ゴツゴツし、二楽章の旋律など呪術的に聴こえるほど民族性が強く打ち出されている。曲がピアノ協奏曲的ではないのでカサドシュのピアノ自体の問題点よりオケの響きと録音状態ばかりが気になったが、ミュンシュ自身の持ち味としての、分厚い響きを伴う推進力が同曲に前時代的なロマン派交響曲の趣を与え、和声的魅力を陰に追いやった面もあると思う。
AUTHOR: サンセバスチャン URL: DATE: 03/01/2017 20:04:23 これは聴いてません
ミュンシュとニューヨークフィルの録音は、サン・サーンスのオルガンしか聴いてません。あれはボストンのより良いと思いました。初期盤のLpです。 マスターの問題かCDになるときの過程に問題があるのかもしれません。コロンビアの古い録音はあまり良くはと思いますし。先日、Rシュトラウスの三枚組を買いましたが、英雄の生涯に感動してしまいました。
関連記事
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

プロフィール

岡林リョウ

Author:岡林リョウ
FC2ブログへようこそ!

検索フォーム
リンク
カテゴリ
TAG

ストコフスキ 四重奏団 フィテルベルク ミュンシュ トスカニーニ コンドラシン バルビローリ 作曲家 モントゥ アンセルメ 作曲家演奏 ブール エネスコ ガウク ミトロプーロス ロスバウト サージェント オイストラフ フランセ ワイエンベルク ORTF アンゲルブレシュト サモスード デゾルミエール イワーノフ ゴロワノフ ムラヴィンスキー ピエロ・コッポラ モイセイヴィチ ベーム セル クーベリック カルミレッリ シュヒター バーンスタイン ビーチャム パシャーエフ ツィピーヌ アルベール・ヴォルフ パレー ウォレンスタイン アラール オーマンディ サモンズ 山田一雄 ロストロポーヴィチ シェルヘン モートン・グールド ギレー モイーズ 

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード