オネゲル:モノパルティータ

マリウス・コンスタン指揮モンテカルロ・フィル(erato/warner)CD

比較的演奏される、交響曲群を思わせる抽象的なアンサンブル曲。50年代に「現代音楽として」ロスバウトに初演された。ここでは「室内アンサンブル的な緊密さ」は聴かれず、派手で少し柔らかく、一般的な交響曲的表現がとられており、そこがオネゲルの「頭でっかちな魅力(バッハに倣え系新古典主義というやつですか)」を損なっていると感じるか、単純に聴きやすい(緩徐主題はいくぶん夢見るような叙情性を醸すし、ドラマは有機的に繋がりあまり構造に拘泥させた聴き方を要求しない)と感じるかは人それぞれか。かつてはこれくらいしか曲を知り得る録音は無かった。今はもっと昔のオネゲルの同僚クラスの演奏から最新の厳しい演奏まで選ぶことができる。
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