リムスキー・コルサコフ:ロシアの復活祭序曲

ストコフスキ指揮NBC交響楽団他(CALA他)1941・CD

テノール独唱を伴う特殊な編成で演奏されている。チャイコフスキー交響曲2番一楽章に主題が転用された事情からリムスキー最盛期の作品であるにも関わらずリムスキーの曲ではないジェネラルな雰囲気があるというか、禿山の一夜に似ているという人もおり、構成も極めて明快な三部構成なのでとにかく聴きやすい。効果的かつ合理的な構造もラヴェルの参照した管弦楽法の大家たるところをよく示す。必要十分、過剰にならないプロフェッショナリズムはやはり五人組作品では珍しい。これはとくにストコフスキーがトスカニーニの高性能オケを使ってこう引き締まってやると集中度の高いドラマティックな演奏になるという証明になっている。今朝の題名のない音楽会でも少し取り上げられていたがストコフスキーが譜面操作も厭わなかったのは、より合理的で効果的な音楽を目しただけで、そこにグダグダな気分のロマンティシズムはないのである。録音状態は厳しい。
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