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ラヴェル:バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第二組曲

プレートル指揮ベルリン・ドイツ交響楽団他(WEITBLICK)2006/3/4live・CD

夜明けのしばらく柔らかい音だと思ったら合唱付きで録音都合の音の遠さということらしい。組曲での合唱付きは珍しい。陶酔的な表現、止揚するテンポにのって合唱が雰囲気を高め、音の少ない部分ではなかなかリリカルなラヴェルらしい音を出させる正攻法のところもあり、それは一つにはRIASを源とするこのドイツオケが元来得意とする低い音域へのこだわりを放棄させ、醒めたくらいの音の上、フルートなど木管にとことん明るく歌わせるところ、さらにプレートルらしくもなくと言っては失礼だがまさにフランス伝統の同曲の演奏、ミュンシュふうに意思的でももっと香り立つ美麗な表現で突き通している、とくに二楽章はオールドスタイルと言えるくらいに夢幻性を煽りまくってくる。頭の揃わないような野暮ったい合奏のトゥッティはともかく三楽章突入すると気を煽るスタイルに切り替えていく(ドイツオケらしく縦を強く意識して前進的ではないが)。ちょっとオケのバランスが悪いというか木管と弦が遠く感じるところもあるものの、太鼓が近く派手に響いて、卑びた雰囲気の、プレートルらしい雑味を孕む独特の縦ノリオケに合唱が大きな幕のように被さってきて、変に空疎な変に盛り上がる、フィナーレ感の薄い独特の破裂でブラヴォが散発。いや、合唱付きなのでそれだけで価値はあります。
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