フォーレ:レクイエム

カーティン、アレクサンダー他、ミュンシュ指揮ボストン交響楽団他(DA)1962/4live

DA盤は音質はひどいが一応聴きとおせる。ミュンシュとは親和性のありそうなヴェルディのそれと対極にあるフォーレ、そこにほとんど死を思わせる要素は無く、私的で親密な、暖かな雰囲気すらあり、清澄で静かな旋律のおりなす緩徐曲だが、ミュンシュは厚いオケを使ってある程度は意志的に旋律表現を行い、響きについては特徴的な動きのみに耳を向かせる程度で、ロマンティックな志向を示している。ナチ統制下パリのレジスタンスとして自らフランス人としての道を選び積極的に文化的活動を主導し、ボストンオケもまたヨーロッパ移民の多いオケであり、フランス音楽演奏の伝統もあり、時期は下るが、そういう時代を生き抜いた人々の歌うレクイエムが録音として聴けるのは、こんな音質であっても幸いである。
AUTHOR: サンセバスチャン URL: DATE: 03/10/2017 22:16:30 頻繁に演奏していたのか
ミュンシュのフォーレ、レクイエムは年や独唱の違うものを持っていますが、フルネ、コルボ、さらにアンゲルブレシュトよりも心に染み入るように思います。
ヴェルディは何か似合わないような予感がします。歌わせ方が、器楽のもので、コントラストで音楽を作っていくスタイルが、人間の声のように歌わせるトスカニーニやサバタと似て非なるものです。逆にトスカニーニのフォーレは想像できませんし。
関連記事
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

Re:フォーレは飽きる

勘違いしました。RCAはフォーレでしたっけ。このあいだ第全集化したのでどれがどれだかわからなくなりました。ヴェルレクは映画でやたらと使われましたよね。
プロフィール

岡林リョウ

Author:岡林リョウ
FC2ブログへようこそ!

検索フォーム
リンク
カテゴリ
TAG

ストコフスキ 四重奏団 フィテルベルク ミュンシュ トスカニーニ コンドラシン バルビローリ 作曲家 モントゥ アンセルメ 作曲家演奏 ブール エネスコ ガウク ミトロプーロス ロスバウト サージェント オイストラフ フランセ ワイエンベルク ORTF アンゲルブレシュト サモスード デゾルミエール イワーノフ ゴロワノフ ムラヴィンスキー ピエロ・コッポラ モイセイヴィチ ベーム セル クーベリック カルミレッリ シュヒター バーンスタイン ビーチャム パシャーエフ ツィピーヌ アルベール・ヴォルフ パレー ウォレンスタイン アラール オーマンディ サモンズ 山田一雄 ロストロポーヴィチ シェルヘン モートン・グールド ギレー モイーズ 

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード