ラヴェル:バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第二組曲

モントゥ指揮イスラエル・フィル(helicorn,IPO)1964/3・CD

同じレーベルから出ている1964/3/7録音と同じようだが印象が違った。分厚く重くてねっとりした、まるでコンセルトヘボウ管の如きオケ相手にモントゥーが懸命にドライヴをかけているような演奏。噎せ返るような響きはいいのだがそれが足枷になり、また肝心の木管が上手くなく、フィラデルフィア管の華々しく開放的な音とも違い、録音が悪いせいもあるのだがとにかく、ラヴェル向きではない。そのぶん「いつものモントゥーとは違う」悪戦苦闘ぶりと、闘争の結果として生まれた何とも言えない独特の音楽はスキモノは面白く聴けるだろう。録音がクリアならもっと面白かったかもしれないがいかんせん、篭ってモノトーンなのは痛い。80周年を迎えるイスラエル・フィルのまだまだ垢抜けない時期の演奏ぶりを楽しめる。この音はマーラーには向くんですよね。
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