ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第4番

ハイティンク指揮LPO(EMI)CD

旋律的でドラマティック、響きも明瞭に整えられ面白く、曲の真芯をとらえている。ザッツがメロウで鋭さに欠けるところもあるが録音の残響、拡がりがそう感じさせているだけかもしれない。細かなところでアンサンブルに甘さが感じられるのも優秀録音がゆえきこえてしまうという難点か。終楽章でひたすら刻み動き回る弦の細部がイマイチ揃わないところもあるが、それほど重要ではない内声のことなので看過。ここでの比較的ゆるやかなテンポはこの曲の難しいところを整えようとしたということだろう。この曲にエキセントリックさを感じる人はハイティンクのわかりやすい表現で聴けば、ヴォーン・ウィリアムズらしいくすんだ響きの移ろいや、明確なメロディの魅力をよく味わうことができる。リズム要素ばかり強調されがちだが、しっかりメロディアスなのだ。
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